フリーザの宇宙船
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 04:50 UTC 版)
「ドラゴンボールの道具」の記事における「フリーザの宇宙船」の解説
フリーザが保有している、惑星侵略の拠点となる大型宇宙船。円盤型の特徴的なデザインで、重力コントロールだけで飛行する。カブトガニのようなスタイルをしており、操縦席のキャノピーが目、ランディングギアが足のようになっている。船体下部の楕円形部分はすべて反重力装置で、飛行時には足を収納する。長期間の宇宙航行に対応しており、傷ついた戦士を完全に癒すためのメディカルマシーンや、予備の戦闘服、大型の居住空間、フリーザ用の玉座の間などが設置されていた。1隻で兵士を十数人運用でき、前線では基地にもなる。小さい脚部が無数にあり、地形を選ばず静かに着陸できる。操縦系統は丸型とほぼ共通。製作者はフリーザ一味で、大きさはカプセルハウス約4個分。作中では他にコルド大王が1隻、ほぼ同様のフォルムの宇宙船を所有していた。フリーザの宇宙船はベジータや悟空によって穴を開けられて飛べなくなり、ナメック星の爆発で消滅。コルドの宇宙船はフリーザ親子の死後、トランクスによって爆破された。劇場版に登場するクウラも一隻所有している。この宇宙船の小型タイプ(2人乗りであり、複座の操縦席にキャビンスペースがある)も存在し、『銀河パトロール ジャコ』の単行本収録のおまけストーリー『DRAGONBALL- 放たれた運命の子供』ではサイヤ人たちが使用し、劇場版『ドラゴンボールZ 復活の「F」』および『ドラゴンボール超』ではソルベとタゴマが使用していた。『復活の「F」』ではフリーザが大型船で地球に襲来するが、最終的にはフリーザの死と共に吹き飛ばされる。アニメ『ドラゴンボール超』でも同様に登場するが、フリーザが倒された後は損傷せずに現存していたためジャコがそれに興味を示している。
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