フォークランド紛争終結後
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 23:33 UTC 版)
「A-4 (航空機)」の記事における「フォークランド紛争終結後」の解説
「en:Lockheed Martin A-4AR Fightinghawk」も参照 1983年、アメリカはアルゼンチンに対する航空機の禁輸措置を行ったため、アルゼンチンはA-4の後継機や予備部品の入手が困難となった。また同年に第4戦闘航空群はイスラエル空軍から移管されたミラージュIIICJ/BJに機種転換を行い、残存のA-4Cを第5戦闘航空群に譲渡した。 海軍では1986年に第3海軍戦闘攻撃飛行隊が解体され、A-4Qも1988年に4月に退役した。 アメリカは1994年にアルゼンチンに対する航空機の禁輸措置を解除し、アルゼンチン空軍に米海兵隊から退役したA-4M 32機とOA-4M 4機を近代化改修の上で引き渡す契約を結んだ。36機のA-4M/OA-4Mはロッキード・マーティンにより、AN/ARG-1(AN/APG-66(V)2の派生型)レーダーの搭載やグラスコクピットの導入、射出座席の換装などの近代化改修を受け、A-4AR/OA-4AR ファイティングホーク(英語版、スペイン語版)と呼称された。 1995年に第1バッチの8機がアルゼンチン空軍に引き渡され、2000年5月31日までに36機全機の引き渡しが完了した。これに伴い、既存のA-4P/A-4Cは1996年に運用を終了した。引き渡し後のA-4AR/OA-4ARは、第5航空旅団隷下の第5戦闘航空群に集中配備されている。2020年8月5日にA-4ARがコルドバ州南方で墜落し、乗員は脱出したが死亡した。
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