フィンマーク【フィンマーク】(草花類)
登録番号 | 第5567号 | |
登録年月日 | 1997年 3月 19日 | |
農林水産植物の種類 | きく | |
登録品種の名称及びその読み | フィンマーク よみ:フィンマーク | |
品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 2001年 3月 21日 | |
品種登録者の名称 | フィデス ベヘーア社 | |
品種登録者の住所 | コルデンホーフェラーン 6、マースランド オランダ | |
登録品種の育成をした者の氏名 | ジャックスC.M.ファンデルクナープ | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「フランクフォルト」に「マジョール・ボスハルト」を交配して,選抜,育成されたものであり,花はスプレイ仕立ての黄白色で切花向きのやや小輪花である。 草型は直立性,草性は高性,開花時の草丈は中である。茎の太さは4.0~5.9mm,色は緑,強さ及び縦じわは中,稲妻型屈曲は有,節間長は20~29mmである。葉身長は50~74mm,葉幅は25~49mm,基部の形は平,先端部分の形は尖,一次欠刻は0.30~0.69,二次欠刻の程度はやや高,欠刻底部の形は中間,葉裂片縁部の重なりは平行する,表面の色は濃緑,裏面の色は緑,光沢度及び厚さは中,たく葉の有無は全体的にある,分布状態は主に両側,形は2深裂する,大きさは中である。つぼみの形は平,花の大きさは70~89mm,舌状花の重ねは2~4列,舌状花数は60~99である。管状花数は 100~199,分布は集中,全長は10.0mm以上である。花弁の形は平弁及び丁字状花弁,先端の形は丸い,外花弁の反り方は平,花弁の長さは30~39mm,幅は5.0~9.9mm,外花弁の表面及び裏面の色は黄白(JHS カラーチャート2901),外花弁の角度は平,花の中心部の色は外弁と異なり黄緑色である。花たくの形は盛上がった円錐状,総ほうの大きさ及び総ほう部から花頂部までの高さは20~29mm,花首の長さは40~59mm,季咲きの開花期は秋でである。 「セイリリー」と比較して,葉の先端部分の形が尖であること,葉裂片縁部の重なりが平行であること,舌状花の重ねが2~4列であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,1988年に育成者のほ場(オランダ王国)において,「フランクフォルト」に「マジョール・ボスハルト」を交配して得られた実生から選抜,育成されたものであり,以後,増殖を行いながら特性調査を継続し,1990年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
フィンマーク
名前 Finmark
- フィンマークのページへのリンク