ファースト・オーダーのストームトルーパー(First Order's Stromtrooper)
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「ストームトルーパー (スター・ウォーズ)」の記事における「ファースト・オーダーのストームトルーパー(First Order's Stromtrooper)」の解説
『エピソード4・5・6』の約30年後を舞台とする『エピソード7/フォースの覚醒』では、銀河帝国軍の残党が結成した軍事組織「ファースト・オーダー」の新たな世代のストームトルーパーが登場する。黒いボディスーツの上に白い装甲服を着用している点は『エピソード4・5・6』のストームトルーパーと同じではあるが、ヘルメットや装甲服の見た目が変化している。この装甲服は帝国時代の物と比較すると様々な点において改良が施されており、特に関節部の動きやすさが向上している。 劇中のファースト・オーダーに所属するカイロ・レンと同僚のアーミテイジ・ハックス将軍の発言から、この時代にも“クローン技術”が存在している事が示唆されているが、基本的には、幼い子供たちを誘拐してファースト・オーダーの元で、強制的に軍事訓練と洗脳を施している。これはファースト・オーダーが正規軍であった銀河帝国軍と異なり一種のカルト集団的な軍閥に過ぎず、士官学校なども新共和国との間に結ばれた銀河協定により解体を命じられ、兵士を増やすためには、銀河帝国軍以上に強引な手段を執る必要に迫られたという事情によるものである。銀河帝国の再建の礎となるこの計画を『リザレクション計画』というコードネームでファースト・オーダーは秘密裏に推し進め、兵士を増強していったとされる。 『エピソード4・5・6』においてストームトルーパー達が素顔を見せるシーンは無かったが、『エピソード7/フォースの覚醒』の劇中で識別番号「FN-2187」という脱走兵のストームトルーパーが装甲服を脱ぎ捨て、新たな名前「フィン」を名乗り、物語の主要人物の一人となっている。このフィンもクローン兵ではなく、幼い頃に家族の元からファースト・オーダーによって誘拐され、ファースト・オーダーの元で兵士となるべく軍事訓練と洗脳を施されてきた若者だった。 ファースト・オーダーのストームトルーパー
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