パレスチナ要人の訪日
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/29 02:24 UTC 版)
「日本とパレスチナの関係」の記事における「パレスチナ要人の訪日」の解説
パレスチナにとって日本は主要な援助国であり、正式な国交は結ばれていないながら大統領、首相、各長官といった要人がたびたび訪日を実施している。近年の主要なものは以下の通り。 2012年4月、マフムード・アッバースがパレスチナ大統領として三度目の訪日を実施。当時総理大臣の野田佳彦と会談を実施して一年前の東日本大震災についてお見舞いと意見交換が実施された。 2013年2月にはパレスチナ首相のサラーム・ファイヤードが訪日を実施し、安倍晋三との首脳会談を実施して「平和と繁栄の回廊」構想について意見交換が実施された。 2015年2月、パレスチナ外務庁長官のリアード・アル・マーリキー(英語版)が訪日を実施。当時外務大臣だった岸田文雄と外相会談を実施してパレスチナ支援について意見交換した。 2016年2月にはパレスチナ財務・計画庁長官のシュクリ・ビシャーラ(アラビア語版)が東アジア協力促進会合(CEAPAD)のために訪日し、山田美樹外務大臣政務官と会談を実施。またほぼ同時期には大統領のマフムード・アッバースが親善関係深化のため訪日し、当時天皇だった明仁と初めての懇談を実施している。 2017年4月、パレスチナ経済庁長官アビール・オウデ(英語版)が訪日し、外務大臣政務官の滝沢求を表敬。 2019年7月にはパレスチナ観光・遺跡庁長官のルーラ・マアーヤが訪日を実施。河野太郎と会談を行って、平和と繫栄の回廊の主要事業の一つでありパレスチナの観光産業の振興を目指す「観光回廊」について意見交換などを行った。 2019年10月、即位礼正殿の儀に参列するためマフムード・アッバースが訪日を実施し、それに伴って安倍晋三との会談も実施された。
※この「パレスチナ要人の訪日」の解説は、「日本とパレスチナの関係」の解説の一部です。
「パレスチナ要人の訪日」を含む「日本とパレスチナの関係」の記事については、「日本とパレスチナの関係」の概要を参照ください。
- パレスチナ要人の訪日のページへのリンク