パカル【パカル】(草花類)
登録番号 | 第6344号 | |
登録年月日 | 1998年 3月 23日 | |
農林水産植物の種類 | カーネーション | |
登録品種の名称及びその読み | パカル よみ:パカル | |
品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 2001年 3月 26日 | |
品種登録者の名称 | P.コーイ&ゾーネン社 | |
品種登録者の住所 | オランダ王国 1432GP アールスメール,ホーンウェッヒ 132 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | ヘリット コーイ | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,育成者所有の無名実生種どうしを交配して育成されたものであり,花は淡紫ピンクの地色に鮮赤紫色の点,条及び覆輪が入る垂咲きで,大輪の切り花向き品種である。 草姿は直立,開花時草丈はやや高,節数は中である。茎の長径はやや細,硬さは中,折れの難易は難,茎の中央部の色は灰緑,ろう質の有無は多,立茎数及び1茎の側芽及び側枝数は中,側枝の着生位置は主に中部,節間長は中,最長節間の位置は第7節以上である。茎の中央部の葉全体の形は剣形,先端部の形は鋭くとがる,葉巻き程度は少し巻く,最大葉長は中,葉幅は狭,葉色は濃緑,ろう質は多である。つぼみの形は楕円形,大きさは大,花の重ねは八重,上から見た花形は円形,側面から見た花形は垂咲き,花径は大,地色は淡紫ピンク(JHS カラーチャート8902),複色模様色は鮮赤紫(同9208),色彩模様は点,条及び覆輪,花弁の波状程度は波状,鋸歯の深さは浅,数は少,花弁の長さ及び幅は中,数は中,ほう葉の形はⅠ型,数は4枚,長さはやや長,がくの形は鐘形,がく筒の色は灰緑,がくの太さはやや太,長さはやや長,花の香りは中である。開花習性は四季咲き,早晩性は中生,がく割れの難易性は難である。 「サムール」と比較して,花の地色が淡紫ピンクであること,複色模様色が鮮赤紫であること,色彩模様が点,条及び覆輪であること,花弁数が少ないこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,1992年に育成者の温室(オランダ王国)において,育成者所有の無名実生種どうしを交配して得られた実生の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,1994年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
パカル
名前 Pacal
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