バージョンとライセンス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/22 19:05 UTC 版)
「Java Media Framework」の記事における「バージョンとライセンス」の解説
最初の再生のみ可能なバージョンは、サン・マイクロシステムズ、シリコングラフィックス、インテルが開発し、1997年に JMF 1.0 としてリリースされた。1999年にはサンとIBMが開発した JMF 2.0 が登場し、キャプチャ、ストリーミング、入れ替え可能なコーデック、フォーマット変換などの機能が追加された。 JMF 2.0 には当初 MP3 のコーデックが付属していたが、2002年に削除され、2004年に再生のみのMP3プラグインが登場した。 JMF のバイナリは特殊なライセンスで提供されており、ソースは SCSL (Sun Community Source License) で提供されている。 現在のバージョンには4つのJARファイルがあり、以下の4つのJMFベースのアプリケーションを起動するシェルスクリプトが付属している。 JMStudio - 単純なプレイヤーGUI JMFRegistry - JMF「レジストリ」を管理するためのGUI。 JMFCustomizer - 特定のJMFアプリケーションが必要とするクラスだけを含むJARファイルを作成する(アプリケーションを配布する際のサイズを減らすため)。 JMFInit JMF にはあらゆるJavaで動作するバージョンと、プラットフォーム固有の「パフォーマンスパック」がある。後者はそのプラットフォームのネイティブコードを含み、プラットフォーム固有のマルチメディアエンジンを利用する場合がある。JMF 2.0 では、Linux、Solaris(SPARC)、Windows 向けのパフォーマンスパックがある。
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