バージョンと派生型
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/28 07:10 UTC 版)
「Mk 13 (ミサイル発射機)」の記事における「バージョンと派生型」の解説
Mk 13は、従来のターター・システムで使用されてきたMk 11 GMLSにかわってチャールズ・F・アダムズ級ミサイル駆逐艦14番艦「バークレー」(USS Berkeley, DDG-15)より搭載を開始した。 初期のMod 0からMod 3までは、運用できるミサイルはRIM-24 ターターやRIM-66 スタンダード(SM-1/2MR)といった中距離艦対空ミサイルに限られた。その後、Mod 4からMod 7においては、ハープーン艦対艦ミサイルの運用能力も付加された。ミサイル装備をMk 13に一本化したオリバー・ハザード・ペリー級ミサイルフリゲートにおいては、本システムよりアスロック対潜ミサイルを運用することも検討されたが、対潜戦闘のコンセプト開発の結果、これは実行されなかった。 また、Mk 13をベースに小型・軽量化されたMk 22も開発された。これは、ハープーン艦対艦ミサイルの運用には対応せず、RIM-24 ターターやRIM-66 スタンダード(SM-1MR)の運用のみを実施した。弾薬庫容量は16発で、搭載艦はブルック級ミサイルフリゲートとバレアレス級フリゲートに限られた。
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