バホヌエボとは? わかりやすく解説

バホヌエボ

(バホ・ヌエボ礁 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/15 02:54 UTC 版)

座標: 北緯15度53分 西経78度38分 / 北緯15.883度 西経78.633度 / 15.883; -78.633

Bajo Nuevo Bank
外交紛争のある諸島
他名: Petrel Islands
地理
所在地 カリブ海
座標 北緯15度53分 西経78度38分 / 北緯15.883度 西経78.633度 / 15.883; -78.633
長さ 26 km (16 mi)
最大幅 9 km (5.6 mi)
最高地
  • unnamed location on Low Cay
  • 2メートル (6.6 ft)
実効支配
 コロンビア
コロンビア領 サンアンドレス・プロビデンシア県
領有権主張
 ジャマイカ
 ニカラグア
 アメリカ合衆国
アメリカ領 合衆国領有小離島
人口統計
人口 0
バホ・ヌエボ礁の衛星写真

バホ・ヌエボ礁 (バホ・ヌエボしょう、英語:Bajo Nuevo Bank、ペトロール諸島、Petrel Islandsとも言う) は西カリブ海にある無人礁群のうちのひとつ。合衆国領有小離島の1つだが、コロンビアなどと領有問題がある。

概要

バホ・ヌエボ礁は長さ約26km、幅約9kmで、衛星写真では二つの環礁が最もせまいところで幅1.4kmの深い水路を隔てて並んでいるのが確認できる。大きい方は南西のロー・キー(Low Cay)と言う小礁1980年に建てられた21m高の灯台がある。

バホ・ヌエボ礁は1634年オランダの地図に初めて登場し、1654年に現在の名前で記されたとされている。1660年にはイギリス海賊ジョン・グラバー(John Glover)が礁を再「発見」した。今日ではロブスター漁の漁師が頻繁に訪れる。1856年8月18日アメリカがペトロール諸島の名で、グアノ島法を利用し領有権を主張した。サン・アンドレス島プロビデンシア島周辺の島で、グアノ法で領有したほとんどの島嶼は1981年コロンビアに返還されたが、バホ・ヌエボ礁がこれらに含まれるか否かは不明確とされている。アメリカ合衆国はアメリカ領であり未編入領域としている。コロンビアは自国のサン・アンドレス・イ・プロビデンシア県に所属するとしても領有権を主張している。またジャマイカニカラグアホンジュラスも領有権を主張している。





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