バット星人グラシエ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 08:25 UTC 版)
「帰ってきたウルトラマンの登場怪獣」の記事における「バット星人グラシエ」の解説
『ウルトラマン列伝』内のアクションドラマ『ウルトラゼロファイト』第1部「新たなる力」に登場。 ウルトラマンサーガとなったゼロたちに倒されたバット星人の同族。甲高い声と丁寧語が特徴。性格は慇懃無礼。同族がゼロたちに倒されたことも知っており、ゼロの前に姿を現した際には「地球では我が同胞がお世話になりました」と挨拶した。ゼロからは「コウモリ野郎」と呼ばれる。ミスを犯した自分のことを「お馬鹿さん」と言ったり、ゼロとの戦いをPRIDEのラウンドのように表現したりするなど、ややコミカルな面も見せるが、平然と他者の命を奪ったり利用したりするなど、その本性は冷酷かつ卑劣である。 怪獣墓場を訪れたゼロを倒すため、ベムラー・テレスドン・サドラ・グドンや、選りすぐりの強豪怪獣であるレッドキング・ベムスター・ガンQ・ガルベロスからなる地獄の四獣士を蘇らせてゼロと戦わせる。しかし、この際にピグモンも同時に蘇らせている。 怪獣たちを自らを強化するための捨て駒とし、最終的にはゼロに倒されて無念と怨念がより強くなった四獣士の魂を取り込んで巨大化・パワーアップし、ゼロに直接対決を挑む。巨大化後は声が低くなり、剣を武器に戦う。自身を倒せば自身の力で蘇ったピグモンも死ぬことを盾にゼロを脅して劣勢に追い込むが、ピグモンの言葉に決意したゼロが分身変身したルナミラクルゼロにより四獣士の怨念を解放・浄化させられて一気に弱体化し、最後はストロングコロナゼロのウルトラハリケーンとガルネイトバスターを受け、爆死する。 断末魔の際に「あのお方が必ず貴様を」という含みを持たせる言葉を残した後、第2部「輝きのゼロ」ではダークネスファイブの「触覚」としてゼロの能力を調べる役割に過ぎなかったことが明かされる。 声:浅沼晋太郎
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