バイク人間
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/05/09 03:53 UTC 版)
呼んで字の如くバイクと一体化した人間のことである。作中ではボニーとドトキンが該当する。バイクと人間の姿を自由にとることができ、バイク態の時は無人のまま自律走行することができる。大まかに言うとヘッドライトとメーター周りが頭部、フレーム構成部分が骨格や胴体、エンジン周りが心肺、前後輪が手足に相当するようだ。ゆえにバイク態の時に損傷すると、人間態の時には当該部分にダメージを残すことになる。負ったダメージは部品を交換したり整備することにより治る。 また、人間態の時も見た目こそ普通の人間ではあるがバイクとしての機能を色濃く残しており、ガソリンやオイルを口から飲み、排気ガスも排出し続ける。ボニーには腹部に鍵穴があるらしく、それをキーでオフにすれば人間態であってもエンジンが止まり動けなくなる(死ぬわけではない)。最終盤、人間態の時に角砂糖を飲み込んでしまったドトキンはバイク態で走行中にエンジンが焼き付きタイヤをロックさせた。 ボニーは顔だけ人間態にしたままバイク化することがあり、また、人間態でありながら側頭部からミラーを突き出させた状態でいることも多い。終盤、非常にシリアスに展開する作中において、冷静に考えるとシュールとしか言いようのないヴィジュアルである。 バイク人間は何ら明確な説明がないままに唐突に登場する。それは「ロックの神」の言うところによれば、「ロックンロールのマジック」であり、一種の契約や呪いのようなものと思われる。
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