ハリー・ポッター・シリーズへの出演
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「アラン・リックマン」の記事における「ハリー・ポッター・シリーズへの出演」の解説
数ある作品の中で、特に『ハリー・ポッター』シリーズ(2001年から2011年)でセブルス・スネイプ役を演じたことは大きく、@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}原作ファンからも「スネイプそのもの」と高い評価を得ていた[要出典]。現場の出演者たちからもかなりの尊敬と畏怖を抱かれていたという。 リックマンは当初、『ダイ・ハード』や『ロビン・フッド』のような型にはまった悪役を演じることに難色を示し、スネイプのオファーを渋っていたという。しかし、原作者のJ・K・ローリングがリックマンをディナーに連れ出し説得したことで、オファーを受諾した。 そのような経緯から、「『意外な展開になるからそれを知った上で演技してほしい』との意向で、リックマンだけが唯一、ローリングから最終話のあらすじやスネイプの過去を知らされていた」「自分のせいでばれてしまわないかずっと不安がっていた」などと度々噂され、ローリングもそれを示唆する発言をしたことで半ば事実として話が広がった。しかし、リックマン本人はこれをほぼ否定しており、生前のインタビューでも、ローリングとスネイプに関する話をしたことは事実だが「結末について話されたことは全くなくて、(ローリングは)ごくわずかな情報を提供してくれたというだけだよ。私の助けになるようにと、彼がどのような人物であるかについての小さなヒントをもらったに過ぎない。彼の結末はこうなるとかいったことではなかったよ」と話している。 ただ、複数の証言から、少なくともオファー当時(3巻までが出版されていた)より、まだ世間には未発表だったスネイプの何かしらの設定を先に知らされていた可能性は高い。映画第1作などを監督したクリス・コロンバスによれば、撮影現場でリックマンに「(先ほどの演技は)何だったんだ?」と尋ねた際、「7冊目を読めば分かるよ」と返されていたという。主演のダニエル・ラドクリフも、リックマンは撮影の最初の段階から、スネイプにこの先何が待ち受けているかを知っていた人物だと話している。リックマン本人は、ローリングと事前にどのような話をしたかについては「一切口にしないと(ローリングと)約束をした」としていた。
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