ナマズの伝承とは? わかりやすく解説

ナマズの伝承

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/13 02:19 UTC 版)

ナマズ」の記事における「ナマズの伝承」の解説

ナマズまつわる伝承日本各地知られている。琵琶湖竹生島にある都久夫須麻神社竹生島神社)には、ナマズが龍に変身して(あるいは龍から大鯰となって)島と神社守護するという縁起言い伝え)が古くからある。島の守り神であるナマズ安易に捕ることは許されないという当時考えにより、同じく竹生島にある宝厳寺神仏習合思想に基づき明治時代以前竹生島神社と一体であった)から湖岸村役対し毎年免状」が与えられナマズ食用とすることを許可されていた。免状発行そのもの例祭的な意味合い強く漁業権との実際的な関わり薄かったとみられている。 中国地方では、ナマズギツネという老いたナマズが、夜に小川が昇ってくるような音をたて、人が音に近づくたびに上流上流へと逃げて行くという。また群馬県前橋市清水川にはオトボウナマズという主が住んでおり、「おとぼう、おとぼう」と言いながら釣り人追いかけるという説話がある。 九州でも、ナマズ神格化されている地方がある。熊本県阿蘇市総本社をおく阿蘇神社氏子ナマズ神の使いとして信仰し捕獲食用タブーとされている。また、佐賀県では淀姫神社使いとされ、ナマズ食べると病気なるとし食用にしない風習がある。

※この「ナマズの伝承」の解説は、「ナマズ」の解説の一部です。
「ナマズの伝承」を含む「ナマズ」の記事については、「ナマズ」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「ナマズの伝承」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ナマズの伝承」の関連用語

1
4% |||||

ナマズの伝承のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ナマズの伝承のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのナマズ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS