ナチス礼賛及びホロコースト否定発言
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 12:30 UTC 版)
「高須克弥」の記事における「ナチス礼賛及びホロコースト否定発言」の解説
高須は2009年より、Twitter及び自身のブログでたびたびナチスに肯定的な発言を行い、ホロコースト否認論も展開した。 このためサイモン・ウィーゼンタール・センターは2017年8月21日、高須の一連の発言を「『進歩』の名のもとで筆舌に尽くししがたい犯罪を行った医師達に通じるナチスの思想を信奉する行為は、我々の世界において最も受け入れてはならないことである」と断じ、アメリカ美容外科学会(American Academy of Cosmetic Surgery:AACS)に対し、高須の会員資格の停止を要請した。 同年8月28日、サイモン・ウィーゼンタール・センターは公式ステートメントを発表し、「アメリカ美容外科学会(AACS)はこの事態を深刻に受け止めており、数週間で調査を完了する」と返答したことを明かした。高須本人は学会に連絡を取ったところその要請は却下されたとツイートしていたが、サイモン・ウィーゼンタール・センター副代表のエイブラハム・クーパーは同年11月8日、アメリカ美容外科学会(AACS)がナチス礼賛発言及び後述の南京事件否定発言を理由として高須の会員資格剥奪を決定したとして、これを称賛する声明を出した。 2017年現在、これに対して高須は「(アメリカ美容外科学会:AACSから)まだ何の連絡もない」としており、と追放ではなく退会である主張をツイートしている。また、「ナチスの庇護を受けた優秀な科学者は尊敬に価する。しかし人種差別のナチズムは僕の八紘一宇のイデオロギーの対極である。(中略)僕はナチスの良いところを評価し気にくわないことには同調しないだけだ」と述べている。
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