ナチス風衣装問題
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ハロウィンイベント『PERFECT HALLOWEEN 2016』(2016年10月22日、横浜アリーナ)における欅坂46のステージ衣装が、ナチス・ドイツの軍服に似ているとして、同年10月25日にイギリスのデイリー・ミラー、26日にデイリー・メールが報じた。同年10月31日、アメリカのユダヤ系人権団体サイモン・ウィーゼンタール・センターが欅坂46のプロデューサーおよび所属レコード会社のソニー・ミュージックに謝罪を要求、欧米各社のAFP通信、ドイツのディー・ツァイト、イスラエルのthe times of israel、国内紙の朝日新聞社、読売新聞社、毎日新聞社が報じた。同年11月1日、プロデューサーの秋元康およびソニー・ミュージックエンタテイメントは謝罪文を公開。一連の問題について辻田真佐憲、江川紹子が否定的評価、高須克弥、太田光が肯定的評価を下した。翌年12月、サイモン・ウィーゼンタール・センターの副所長であるエイブラハム・クーパーは日本外国特派員協会で記者会見し、ソニーの対応を高く評価した上、若者を介してナチスを容認する思想が拡大することへの警戒感を示した。この事件に関連し、イスラエル大使館は「タレントさんは多大な影響力があり、皆様がこの重大な問題について知識を持つことが重要です。そこで@keyakizaka46のメンバーの皆様をイスラエル大使館でのホロコーストに関する特別セミナーにご招待させて頂きたいと思います。」とコメントした。
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