ドロサプレシャスホワイト【ドロサプレシャスホワイト】(草花類)
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登録番号 | 第5901号 |
登録年月日 | 1997年 12月 5日 | |
農林水産植物の種類 | カトレア | |
登録品種の名称及びその読み | ドロサプレシャスホワイト よみ:ドロサプレシャスホワイト |
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品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 2004年 12月 7日 | |
品種登録者の名称 | 農事組合法人堂ヶ島洋らんセンター | |
品種登録者の住所 | 静岡県賀茂郡西伊豆町仁科2848番地の1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 内田一仁 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「ロディゲシー」に「ワルケリアナ」を交配して育成されたものであり,花色はセパル及びペタルとも黄白の単色,リップは上部及び下部とも黄白の地色に淡黄緑の覆輪が入る,抱え・平咲の鉢物用品種である。 草型の大きさはやや小,草姿は立型,ぎ球茎の正面の形は広線形,横断面の形は楕円形,高さは15~25cm,長径は1.1~2.0cmである。葉の全体の形は長楕円形,先端の形は小凹形,ねじれは無,向きは斜上,長さは5.1~10cm,幅は3.1~4.0cm,表面の色は緑,葉数は1枚である。花序は総状,1花茎の花数は2~3,花型は抱え・平咲,花の横径及び縦径は91~120mmである。ドーサル・セパルの正面の形は広線形,先端の形は微突形,ラテラル・セパルの正面の形は広線形,先端の形は微突形,周縁の波打ちは無である。ペタルの正面の形は倒広卵形,先端の形は微突形,切れ込みの有無は有,周縁の波打ちは中である。リップの正面の複雑性は複雑,スロートの抱合は中間,周縁の波打ちは中波・多,切れ込みは多である。花色はセパル及びペタルの内側は黄白(JHS カラーチャート2701)の単色,リップの上部内側は黄白(同2501)の地色に淡黄緑(同3102)の覆輪が入る,花の香りは弱,開花期は夏咲である。 「ホワイトブライダル」と比較して,ドーサル・セパル及びラテラル・セパル先端の形が微突形であること,ペタルの正面の形が倒広卵形であること,リップの上部内側が黄白の地色に淡黄緑の覆輪が入ること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和58年に出願者の温室(沖縄県石川市)において,「ロディゲシー」に「ワルケリアナ」を交配し,62年にその実生の開花株の中から選抜し,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,平成元年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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