ドラゴン・ウォーリアーズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/11 15:49 UTC 版)
「スーパーアドベンチャーゲーム」の記事における「ドラゴン・ウォーリアーズ」の解説
『ドラゴン・ウォーリアーズ』(en:Dragon Warriors) は、日本で最初に紹介されたイギリス製テーブルトークRPGであると第1巻の解説で述べられている(ここではジャクソンの『ファイティング・ファンタジー』は考慮されていない)。日本のコンピュータRPG『ドラゴンクエスト』の英訳名とほぼ同じだが、特に関係はない。 全6巻で、順次ルールを追加していく形式を取っているが、日本では半数の3巻までしか刊行されなかった。 サイコロはd6(6面体)のほか、d4・d8・d10・d12・d20・d100を使用するが、入手が難しい読者のために第1巻の口絵には組み立て式のルーレットが付属し、d10やd20に代用できた。 また、テレホンサービスの留守番電話機能を利用した企画も存在した。ゲームマスターが読み上げた状況への対応をプレイヤーが吹き込み、先着30名で集計を取ってリアクションを決定し、それをまた次回に配信する、という形式である。 ドラゴンの戦士 (Dragon Warriors)著 : デイブ・モーリス / 訳 : 本田成二 / 1990年 ISBN 4-488-90507-2 基本ルール戦士編。騎士(ナイト)とバーバリアンの解説、モンスターデータとシナリオ1本を収録。 魔法使いへの道 (The Way of Wizardry)著 : デイブ・モーリス / 訳 : 本田成二 / 1990年 ISBN 4-488-90508-0 基本ルール魔法使い編。魔術師(ソーサラー)と霊能者(ミスティック)の解説、各種呪文、魔法のアイテムデータと、シナリオ2本を収録。 エルフのクリスタル (The Elven Crystals)著 : オリバー・ジョンソン / 訳 : 本田成二 / 1991年 ISBN 4-488-90509-9 エルフの大魔術師が造ったクリスタルの石板の破片をめぐる、4つのシナリオからなるキャンペーンを収録。 初期の広告には「11のクリスタルとは何のことか?」というあおり文句が付されていたが、原題は "elven" であって "eleven" ではない。
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