トーン・セレクターとは? わかりやすく解説

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トーン・セレクター

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/08 02:54 UTC 版)

フェンダー・エスクワイヤー」の記事における「トーン・セレクター」の解説

外観上はブロードキャスターとほぼ同じではあるが、最大の(回路的な)特徴トーン・コントロールにある。 現在まで流通しているテレキャスター一般的に2ピックアップ仕様で、3WAYピック・アップ・セレクターでピック・アップフロントフロントリアリア)を選択しトーン・コントロールは(今まで作製され一部除いて全てのピック・アップ有効なスペック仕上げられている。 それに対しエスクワイヤーはリア・ピック・アップが一つのみのスペックであるため、搭載されている3WAYセレクター役割異なり内部に独自のトーン回路内蔵されている。 このスイッチは(テレキャスターで言うところの)リア側にするとピック・アップ信号バイパス状態になり、トーン・ノブを回して一切音色変化がないボリュームは有効)。センター位置スイッチを動かすとトーン・ノブが効きフェンダーのほとんどのエレクトリックギター同じく左に回せば高音カットされ回路(ハイ・カット)が効くようになるフロント側を選択するとトーン・ノブの動きに関係なく「トーン0」の状態になり、センター選択時のトーン・ノブを絞りきったときと同様なハイ・カット・サウンドになる。 因みに1ピック・アップ仕様エスクワイヤーにフロント・ピック・アップを増設し使用しているミュージシャンもおり(後述)、その際には一般的に上記トーン回路取り外し通常のテレキャスターと同じスペックにしている。基本的にボディテレキャスターと共通で、ピックアップ取り付けるルーティング施されているため、フロントピックアップの増設それほど難しくはない。 1994年ころにZZトップギタリスト、ビリー・ギボンズがフェンダー特注製作して貰ったエスクワイヤー(何台か作製したらしい)の中に上記トーン回路とは異なる「トーンはあるが3WAYセレクターが無い」というスペックモデルピック・アップリアのみ。さらに特注インレイ彫刻)等などが挙げられる)があり、当時アルバムアンテナ』のレコーディングプロモーション・フィルム内で使用している。

※この「トーン・セレクター」の解説は、「フェンダー・エスクワイヤー」の解説の一部です。
「トーン・セレクター」を含む「フェンダー・エスクワイヤー」の記事については、「フェンダー・エスクワイヤー」の概要を参照ください。

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