トリヴィアとは? わかりやすく解説

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トリビア【trivia】

読み方:とりびあ

つまらないことについての知識雑学


トリヴィア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/06 10:16 UTC 版)

トリヴィアトリビア (: trivia) は、「くだらないこと、瑣末なこと、雑学的な事柄や知識豆知識」を指す。

一説に、ラテン語で「三叉路」3 (tres) + 道 (via) を意味する言葉で、古代ローマ都市において三叉路が多かったことから、「どこにでもある場所」「ありふれた場所」を指すようになり、さらに転じて、くだらないこと、瑣末なことを意味するようになったという。また、中世の教養科目(リベラル・アーツ)のうち基本となる3つ(文法修辞学弁証法)のことをtrivium(三学、複数形でtrivia)と呼んだため、そこから「初歩的でつまらない」という意味が生じたともいう。もっとも、この意味においては「些末な雑談」「断片的な外題学問」といった現在の用法とは本来ならば正反対となる筈である。

形容詞はトリヴィアル (trivial)。数学では、ごく基本的で明らかなことを指してtrivial(「自明な」と訳される)という用語をよく使う。

日本語では後述のテレビ番組のトリビアの泉の意味としてトリヴィアが用いられることがあるが、意味を番組のことのみと断定したり、番組発の言葉であるとするのは誤りである。

アメリカ

日本

脚注

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  1. ^ 小林信彦『本音を申せば』文藝春秋、2005年、p73
  2. ^ フレッド・L・ワース、渡辺洋一(訳)『スーパートリビア事典 アメリカ大衆文化を知るための雑学情報百科』研究社出版、1988年、ISBN 4327461083

トリヴィア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/27 17:08 UTC 版)

クレマン・マロ」の記事における「トリヴィア」の解説

マロテキスト多くシャンソンとして曲を付けられた。特に同時代人クローダン・ド・セルミジよるもの知られている。19世紀以降ではモーリス・ラヴェルジョルジェ・エネスクも曲を付けている。 ダグラス・ホフスタッター著書Le Ton beau de Marot』はマロ翻訳の問題扱っていて、マロの詩『A une damoyselle malade(Ma mignonne)』の12異な翻訳載っている。 マロは、フランソワ1世の妃(ハプスブルク家エレオノール)が毎晩ベッドにミニョンヌという牝の子連れて行った姿を詩に描いているが、ロジェ・グルニエは、ここでマロは、かのマルティアリスプブリウス・リキニウス・クラッススの子イッサを讃えた作品模倣しているのではないか指摘している。

※この「トリヴィア」の解説は、「クレマン・マロ」の解説の一部です。
「トリヴィア」を含む「クレマン・マロ」の記事については、「クレマン・マロ」の概要を参照ください。

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