ホロカ信号場とは? わかりやすく解説

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ホロカ信号場

(トマム信号場 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/22 14:27 UTC 版)

ホロカ信号場*
信号場構内(2010年3月)
ほろか
Horoka
滝ノ沢(信) (6.9 km)
(6.0 km) トマム
所在地 北海道勇払郡占冠村字下トマム
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 石勝線
キロ程 92.6 km(南千歳起点)
電報略号 ロホ(←トム[1]
駅構造 地上
ホーム 2線(乗降設備なし)
開業年月日 1981年昭和56年)10月1日[2]
備考 *:1987年(昭和62年)2月1日に「トマム信号場」より改称
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ホロカ信号場(ホロカしんごうじょう)は、北海道勇払郡占冠村字下トマムにある北海道旅客鉄道(JR北海道)石勝線信号場である。事務管理コードは▲132148[3]

歴史

当初下トマム(しもトマム)の名称で旅客も扱う停車場として設置が計画されていたが、建設中に進行した沿線の過疎化、自治体との協議を受けて、信号場として開業となった経緯を持つ[4]

年表

信号場名について

建設中は所在地名称より下トマム(しもトマム)の名称で停車場が計画されたが[6]、開業時には「トマム」の名称で信号場として設置された。しかし、1987年(昭和62年)2月1日に、隣接する石勝高原駅がトマム駅に改称されたことにより、現名称となった[2]。なお、信号場の西方には鵡川支流のホロカトマム川が流れており、アイヌ語では「ホㇿカトマㇺ(horka-tomam)」(後戻りする・トマム川)と呼ばれた[7]

構造

開業時点で南千歳方から新得方に向かって左手から下り本線、上下副本線、上り本線の3線を有する単線行き違い型信号場[8]。このほかそれぞれの進行方向に安全側線を設け、両方の分岐器スノーシェルターで覆っている[8]

周辺

森が広がる。

隣の駅

北海道旅客鉄道(JR北海道)
石勝線
占冠駅 (K21) - (東占冠信号場) - (滝ノ沢信号場) - (ホロカ信号場) - トマム駅 (K22)

脚注

  1. ^ “道央の新しい動脈 石勝線 プロフィールと撮影ガイド”. 鉄道ジャーナル 16 (1(通巻179)): 22-27. (1982-01-01). 
  2. ^ a b c d e 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 24号 石勝線・千歳線・札沼線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2009年12月27日、15頁。 
  3. ^ 日本国有鉄道旅客局 編『日本国有鉄道 停車場一覧』日本国有鉄道、1985年9月20日、189頁。doi:10.11501/12065988ISBN 4-533-00503-9https://dl.ndl.go.jp/pid/12065988 
  4. ^ 『石勝線建設工事誌』日本鉄道建設公団札幌支社、1982‐03、334頁。doi:10.11501/12653289 
  5. ^ 藤島, 茂「JR北海道における130km/h高速化」『鉄道と電気技術』第8巻第4号、日本鉄道電気技術協会、1997年3月、68-71頁、doi:10.11501/3314045ISSN 0915-9231 
  6. ^ 岩田伸雄 (1974-01). “石勝線建設の工事現況” (PDF). 建設の機械化 (日本建設機械化協会) 20 (287): pp.11-17. オリジナルの2018-09-17時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20180917143240/http://jcma.heteml.jp/bunken-search/wp-content/uploads/1974/jcma-1974_01.pdf. 
  7. ^ 山田秀三 (2018-11-30). 北海道の地名. アイヌ語地名の研究 山田秀三著作集 別巻 (2 ed.). 浦安市: 草風館. p. 374. ISBN 978-4-88323-114-0 
  8. ^ a b 渡辺節雄 (1981-12). “国鉄・石勝線の開業について”. 鉄道ピクトリアル (電気車研究会) 31 (12): pp.13-18. doi:10.11501/3294531. ISSN 0040-4047. 

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