矢不来信号場とは? わかりやすく解説

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矢不来信号場

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/20 16:54 UTC 版)

矢不来信号場
矢不来信号場(2010年5月)
やふらい
Yafurai
sh07 上磯 (5.5 km)
(3.3 km) 茂辺地 sh06
所在地 北海道北斗市館野
所属事業者 道南いさりび鉄道
所属路線 道南いさりび鉄道線
キロ程 14.3 km(五稜郭起点)
函館から17.7 km
電報略号 ヤフ
駅構造 地上
ホーム 2線(乗降設備なし)
開業年月日 1990年平成2年)6月4日[1][2]
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構内配線図

矢不来信号場(やふらいしんごうじょう)は、北海道北斗市館野(だての)にある道南いさりび鉄道線信号場上磯駅 - 茂辺地駅間(茂辺地駅から3.3kmの位置)にある。

歴史

信号場名の由来

当信号場の南側に所在する矢不来地区の名称は、アイヌ語の「ヤンケナイ[3]」(陸に揚げる川≒陸揚げ場)に東北弁で「矢が来(け)ない」という言葉を当て、「矢不来」とし、後年音読みされるようになったとされる[4]

構造

線路は交換用の2本のみで、いずれも電化されている(交流20,000V・50Hz)。一線スルー式の線路配置で、待避線の一部が第一矢不来トンネル・第二矢不来トンネルになっている。基本的に列車交換がない場合は、上下線共海側の岩石覆いの下を通過する。列車交換及び追い抜きがある場合は、トンネル側の線路に入り列車の待ち合わせを行う。

周辺

隣の駅

道南いさりび鉄道
道南いさりび鉄道線[5]
茂辺地駅 (sh06) - 矢不来信号場 - 上磯駅 (sh07)

脚注

  1. ^ a b 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '91年版』ジェー・アール・アール、1991年8月1日、190頁。ISBN 4-88283-112-0 
  2. ^ a b 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』 II(初版)、JTB、1998年10月1日、827頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  3. ^ アイヌ語ラテン翻字: yanke-nay
  4. ^ アイヌ語地名リスト モク~リ P131-140”. アイヌ語地名リスト. 北海道 環境生活部 アイヌ政策推進室 (2007年). 2017年10月19日閲覧。
  5. ^ 下り順・駅ナンバリング順に記載。路線は上磯方の五稜郭駅が起点である。

関連項目





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