テレビ・ラジオ事業
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民間のラジオ放送やテレビ放送の開始後は、番組やCMの制作を手がけた。 1951年、ラジオ東京(現在のTBSラジオ)の開局に伴い、宣弘社ではラジオ部を設立。『ちえのわクラブ』や『パパ行ってらっしゃい』などが人気番組となっていった。翌年、ラジオ部は宣弘社ラジオプロダクションへ改称した。 1953年、テレビの民間放送開始に伴い、テレビ事業にも進出。1956年には、宣弘社ラジオプロダクションを宣弘社プロダクションへ改称した。 1958年、放送枠を担当していた時代劇『ぽんぽこ物語』の打ち切りが決定し、枠継続のため次番組の準備に乗り出すが予算が少なかったため制作会社がつかず、宣弘社プロダクションでの自主制作に乗り出す。第1作『月光仮面』(1958年)は人気となり、時間枠を移動した後、同番組枠は武田薬品提供のタケダアワーとして1974年まで継続された。同枠では『月光仮面』『隠密剣士』などの自社作品のほか、ウルトラシリーズや『柔道一直線』などの人気作品を多く出した。また、『隠密剣士』の制作時期には、東京都調布市に撮影スタジオを有し運用がされていた。 ネオンサイン制作などで繋がりのあった東芝の提供枠も担当し、『光速エスパー』『忍風カムイ外伝』を経て、後に国民的アニメと称される『サザエさん』の企画立案も行った。
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