チ1形(2代目)への改造
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/09/05 13:49 UTC 版)
「国鉄レム1形貨車」の記事における「チ1形(2代目)への改造」の解説
冷蔵車として失敗に終わったレム1形は、1959年(昭和34年)度から車両改造計画の対象となり、老朽化の進んでいた長物車チ500形、チサ1600形などの取り換え用として、チ1形(2代目)に改造されることになった。 当時残存していた全車を対象に、1968年(昭和43年)に150両(チ1 - チ150)、1969年(昭和44年)に146両(チ151 - チ296)の合計296両が土崎工場及び大宮工場にて改造された。新旧番号の対照は全く順不同である。 改造に際しては、台枠を残して車体を撤去した他、台枠上面に荷摺木を追加したが、柵柱の設備はされなかった。全長8,200mm・自重7.6t・荷重10tであり、主にレールや木材、電柱、土管といった貨物を載せた他、長尺物輸送時の遊車としても使われた。換算両数は、積車1.4、空車0.8である。 本形式は、1986年度までに全廃され、JRに引き継がれたものはない。
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