チャートでの成功とライブでの演奏
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/12 16:22 UTC 版)
「胸いっぱいの愛を」の記事における「チャートでの成功とライブでの演奏」の解説
「胸いっぱいの愛を」のシングル盤は、1969年11月22日に Billboard Hot 100 のチャートに初登場した。そのまま、15週にわたってチャートにとどまり、最高4位を記録し、レッド・ツェッペリンにとって唯一の全米トップ10入りを果たしたシングル曲となった。ライブで最初に演奏されたのは、1969年4月26日であった。ライブで演奏されるときには、レッド・ツェッペリンの他の曲の一部を組み込んだ形をとることもあり、「I Can't Quit You Baby」、「You Shook Me」、「How Many More Times」、「Your Time Is Gonna Come」、「グッド・タイムズ・バッド・タイムズ」、「The Lemon Song」、「クランジ」、「デジャ・メイク・ハー」、「ブラック・ドッグ」、「アウト・オン・ザ・タイルズ」、「Ramble On」などの一部が演奏の途中に聞こえることがあった。「胸いっぱいの愛を」は、1970年代半ば以降は、バンドのメンバーが好んでいたブルースやR&Bのカバーとメドレーにして、ショーの最後に演奏されるのが定番となった。メドレーに組み込まれるカバー作品には、エディ・コクラン、エルヴィス・プレスリー、ジョン・リー・フッカーの名作が含まれていた。 公式リリースされている「胸いっぱいの愛を」のライブ演奏は、以下の通りである。 『永遠の詩 (狂熱のライヴ)』The Song Remains the Same - 2枚組LP(1976年9月28日発売); Swan Song #SS2-201; 1973年のコンサートから、 映画『レッド・ツェッペリン狂熱のライヴ』のサウンドトラック 『BBCライヴ』BBC Sessions - 2枚組CD(1997年11月11日発売); Atlantic #83061; 1971年のコンサートから 『伝説のライヴ』How the West Was Won - 3枚組CD(2003年5月27日発売); Atlantic #83587; 1972年のコンサートから 『レッド・ツェッペリン DVD』Led Zeppelin - DVD(2003年発売); Atlantic #83587; 1979年、1970年のコンサートから 「胸いっぱいの愛を」は、レッド・ツェッペリンがオリジナルの編成でライブ演奏した最後の曲である。その後のレッド・ツェッペリンの「再結成」の際にも、1985年のライヴエイドにおいて(ドラムはフィル・コリンズで)演奏されたほか、1988年のアトランティック・レコード40周年コンサート(Atlantic Records 40th Anniversary)や、ロンドンのO2アリーナで行なわれた2007年12月10日のアーメット・アーティガン追悼コンサート(Ahmet Ertegün Tribute Concert)でも、ジェイソン・ボーナムが亡き父に代わってドラムを担当して演奏された。
※この「チャートでの成功とライブでの演奏」の解説は、「胸いっぱいの愛を」の解説の一部です。
「チャートでの成功とライブでの演奏」を含む「胸いっぱいの愛を」の記事については、「胸いっぱいの愛を」の概要を参照ください。
- チャートでの成功とライブでの演奏のページへのリンク