アウト・オン・ザ・タイルズとは? わかりやすく解説

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アウト・オン・ザ・タイルズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/04 14:58 UTC 版)

アウト・オン・ザ・タイルズ
レッド・ツェッペリン楽曲
収録アルバムレッド・ツェッペリン III
リリース1970年10月5日
録音1970年
ヘッドリィ・グランジ
ジャンルロック
時間4分7秒
レーベルアトランティック
作曲者ジョン・ボーナム
ジミー・ペイジ
ロバート・プラント
プロデュースジミー・ペイジ
貴方を愛しつづけて
(4)
アウト・オン・ザ・タイルズ
(5)
ギャロウズ・ポウル
(6)

アウト・オン・ザ・タイルズ」 (Out on the Tiles) は、イギリスロックグループ、レッド・ツェッペリンの楽曲。1970年発売のアルバムレッド・ツェッペリン III 』に収録。

概要

ボーナムの主導で作られた、ハードロックナンバー。ギターソロも無く、ヴォーカルとインストとが一体になってリフを繰り返すことでグルーヴィーングを生み出す、レッド・ツェッペリンの個性がよく発揮された曲である。

比較的単純な構成の曲であるが、変拍子がアクセントとなって強い印象を残す。特徴的なギターサウンドは、ディスタント・マイク(オフマイク)によって得られたもの[1]

曲名は、「Night on the town(夜遊び)」の語呂合せである。ペイジによれば、ボーナムはこうした言葉遊びを好んだという[2]

ステージ・パフォーマンス

独立した曲として完奏されたのは1970年9月4日ロサンゼルス・フォーラム公演、1970年9月6日ブレイズデル・センター公演、1970年9月19日マディソン・スクエア・ガーデン公演の三回のみである[3]が、メインリフは1971年から1980年にかけてのステージで「ブラック・ドッグ」の序奏として使用された。1977年北米ツアーでは「モビー・ディック」に代ってこの曲のリフがボーナムのドラムソロへのイントロとして演奏され、プラントは曲名を「Over the Top」と紹介した。

脚注

  1. ^ 『レッド・ツェッペリン全曲解説』デイヴ・ルイス著 福田美環子訳 シンコー・ミュージック刊
  2. ^ 「Guitar World」誌1991年1月号のインタビューなど
  3. ^ 1970年9月4日の演奏については、同日の公演を収録した有名海賊版「Live on Blueberry Hill」で聴取できる。




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