貴方を愛しつづけてとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 製品 > 音楽作品 > 楽曲 > レッド・ツェッペリンの楽曲 > 貴方を愛しつづけての意味・解説 

貴方を愛しつづけて

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/21 09:58 UTC 版)

貴方を愛しつづけて
レッド・ツェッペリン楽曲
収録アルバム レッド・ツェッペリン III
リリース 1970年10月5日
録音 1970年
アイランド・スタジオ
ジャンル ブルースロック
時間 7分23秒
レーベル アトランティック
作曲者 ジョン・ポール・ジョーンズ
ジミー・ペイジ
ロバート・プラント
プロデュース ジミー・ペイジ
レッド・ツェッペリン III収録順
祭典の日
(3)
貴方を愛しつづけて
(4)
アウト・オン・ザ・タイルズ
(5)

貴方を愛しつづけて」 (あなたをあいしつづけて、Since I've Been Loving You) は、イギリスロックバンド、レッド・ツェッペリンの楽曲。1970年、彼らの第3作アルバムレッド・ツェッペリン III 』のA面4曲目に収められて発表された。作詞作曲は、ジョン・ポール・ジョーンズジミー・ペイジ、及びロバート・プラントレコードでの演奏時間は7分20秒余。

概要

マイナーキーのスローなブルースナンバー。全体の曲想、及び歌詞に関して、モビー・グレープの楽曲「Never」との類似を指摘する声もある。

『レッド・ツェッペリン III』収録曲の中で最も早くからリハーサルされていたが、ヘッドリィ・グランジでは良い音色が得られず、セッションの終盤、アイランド・スタジオでようやく録音された。このテイクは、ギターソロを除いて、スタジオライヴの形で一発録りされた。

プラントの広い声域を縦横に駆使したヴォーカル、ペイジのドラマティックなギターが強烈に印象に残る曲である。中間部のギターソロについて、レコーディング・エンジニアのテリー・マニングは「ロック史上最高のギターソロ」と評しており、スティーヴ・ルカサーも「最も尊敬するプレイ」と賞賛している。B'z稲葉浩志も、一番好きな楽曲に挙げている[1]

デジタルリマスターが行われるようになった80年代末以降においても、バスドラムのペダルが発生源であるノイズが完全には除去出来ず、エンジニアを苦しめている。

ステージ・パフォーマンス

1970年1月のイギリスツアーで試奏され、以後、基本的にレッド・ツェッペリンの全てのツアーでセットリストにあった。1973年北米ツアーでは「ミスティ・マウンテン・ホップ」から続くメドレーとして演奏された。1975年にはペイジの怪我の影響もあってほとんど演奏されなかったが、1977年以降はレパートリーに復帰している。

この曲は、レッド・ツェッペリンのカタログ中、聴衆から最も歓迎された曲の一つであり、コンサートではしばしば、ペイジが最初の一音を弾いた瞬間、何の曲かを悟った観客が大喝采するという光景が見られた。

レッド・ツェッペリン解散後も、プラントのソロツアーや「ペイジ&プラント」のステージで演奏されている。そして2007年、O2アリーナでの再結成ギグでもコンサート中盤に演奏された。

脚注

  1. ^ B'zの会報誌「be with! vol.97」より

参考文献

『レッド・ツェッペリン全曲解説』デイヴ・ルイス著 福田美環子訳 シンコー・ミュージック刊





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「貴方を愛しつづけて」の関連用語

貴方を愛しつづけてのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



貴方を愛しつづけてのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの貴方を愛しつづけて (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS