ロックン・ロール (レッド・ツェッペリンの曲)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/21 10:01 UTC 版)
![]() |
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。(2021年2月)
|
「ロックン・ロール」 | ||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
レッド・ツェッペリン の シングル | ||||||||||||||||
初出アルバム『レッド・ツェッペリン IV』 | ||||||||||||||||
B面 | フォア・スティックス | |||||||||||||||
リリース | ||||||||||||||||
録音 | 1971年 ヘッドリィ・グランジ |
|||||||||||||||
ジャンル | ロック | |||||||||||||||
時間 | ||||||||||||||||
レーベル | アトランティック | |||||||||||||||
作詞・作曲 | ジョン・ボーナム ジョン・ポール・ジョーンズ ジミー・ペイジ ロバート・プラント |
|||||||||||||||
プロデュース | ジミー・ペイジ | |||||||||||||||
レッド・ツェッペリン シングル 年表 | ||||||||||||||||
|
||||||||||||||||
|
「ロックン・ロール」 (Rock and Roll) は、イギリスのロックバンド、レッド・ツェッペリンが1971年に発表したアルバム『レッド・ツェッペリン IV』の収録曲。作詞作曲はジョン・ボーナム、ジョン・ポール・ジョーンズ、ジミー・ペイジ、ロバート・プラント。レコードでの演奏時間は、約3分40秒。
概要
レコーディングのために合宿していたヘッドリィ・グランジに於いて、イアン・スチュアートを迎えてジャムセッションを行なっていた際、たまたまボーナムがリトル・リチャードの「Keep a Knockin」のイントロを叩き始めたところ、ペイジが即興のリフで応じ、そのまま発展させて15分後には曲の骨格ができあがったという、偶発的に生まれた曲。
この時に得られた素材を基に、ヘッドリィ・グランジでローリング・ストーンズから借りた車載スタジオ「モービル・ユニット」を用いて録音された。同スタジオの管理人だったスチュアートは、レコーディングにも参加している。題名通り、ブルース形式に則った3コードのシンプルながら強烈なロックンロールナンバーである。また、レッド・ツェッペリンの楽曲としては珍しく、作曲にメンバー4人全員の名前がクレジットされている。
なお、イントロのドラム・パターンは、しばしば変拍子と誤解されるが、実際はリズムのトリック(3拍目裏からスタート)を用いた4/4拍子である。
ステージ・パフォーマンス
『レッド・ツェッペリン IV』の発売に先立って、1971年春のアイルランド公演でアンコール曲として初披露。この頃はタイトルが決まっておらず、プラントは「It's Been A Long Time」と紹介していた。1972年の日本公演から1975年まで、コンサートのオープニング・ナンバーとなった。1977年のアメリカツアーから再びアンコールに演奏され、レッド・ツェッペリン解散後も1985年のライヴ・エイド、2007年のO2アリーナでの復活ライブなどで演奏されている。
カバー・バージョン
- ハート - 1980年のアルバム『Greatest Hits/Live』に収録。
- heath - 1998年のアルバム『GANG AGE CUBIST』に収録。
- スーザン・テデスキ - 2005年のアルバム『The Best of Susan Tedeschi - Episode One』に収録[1]。
- スティーヴィー・ニックス - 2007年のコンピレーション・アルバム『Crystal Visions – The Very Best of Stevie Nicks』に収録。
脚注
参考文献
- 『レッド・ツェッペリン全曲解説』デイヴ・ルイス著 福田美環子訳 シンコー・ミュージック刊
- ロックン・ロール_(レッド・ツェッペリンの曲)のページへのリンク