祭典の日とは? わかりやすく解説

祭典の日

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/03 18:13 UTC 版)

祭典の日
レッド・ツェッペリン楽曲
収録アルバム レッド・ツェッペリン III
リリース 1970年10月5日
録音 1970年
ヘッドリィ・グランジ
ジャンル ロック
時間 3分29秒
レーベル アトランティック
作曲者 ジョン・ポール・ジョーンズ
ジミー・ペイジ
ロバート・プラント
プロデュース ジミー・ペイジ
フレンズ
(2)
祭典の日
(3)
貴方を愛しつづけて
(4)
ミュージックビデオ
「Celebration Day」 - YouTube

祭典の日」 (さいてんのひ、Celebration Day) は、イギリスロックグループ、レッド・ツェッペリンの楽曲。1970年、彼らの第3作アルバムレッド・ツェッペリン III 』のA面3曲目に収められて発表された。作詞作曲はジョン・ポール・ジョーンズジミー・ペイジおよびロバート・プラントレコードでの演奏時間は約3分30秒。

概要

明るいハードロックナンバー。メインリフに関して、ビートルズゲット・バック」のリフとの類似を指摘する説もある[1]

録音時、エンジニアの手落ちによってマスターテープのイントロ部に雑音が入ってしまい、お蔵入りしそうになったが、イントロを作り直し、シンセサイザーの音響を前曲「フレンズ」のアウトロから繋げるという形でレコード化された。ペイジが弾き出す多彩なリフ(ノーマルチューニングとオープンAチューニングとを併用しているという[2])、メロディアスなギターソロが印象的な曲である。

歌詞はプラントがニューヨークから受けた印象を基に書かれており[3]、コンサートでこの曲を演奏する際、プラントはしばしば「New York Song」と紹介している。

ステージ・パフォーマンス

1971年春のヨーロッパツアーで試奏され、1972年北アメリカツアーまではセットリストにあった。1973年アメリカツアーでは「ロックン・ロール」「ブラック・ドッグ」とともにコンサート開幕を飾るメドレーとして演奏された。その後レパートリーから外れたが、1979年ネブワース・フェスティバルで再度演奏されている。 この曲を演奏する際、ペイジはダブルネック・ギター(ギブソン・EDS-1275)を使用していた(1973年のアメリカツアーのみギブソン・レスポールを使用した)。

参考文献

  1. ^ 『天才ロックギタリストVol.3 ジミー・ペイジ』斎藤節雄ほか シンコー・ミュージック刊
  2. ^ 「Guitar World」誌1991年1月号のインタビュー
  3. ^ 『レッド・ツェッペリン全曲解説』デイヴ・ルイス著 福田美環子訳 シンコー・ミュージック刊(ただし邦訳は該当箇所を誤訳している)




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