ダーツによる違い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/08 16:51 UTC 版)
現在日本で流通しているものは主にN-ストライクエリートと呼ばれるシリーズが主流で、スポンジ部分が青色のエリートダーツと呼ばれるダーツを使用しており、ほぼすべてのN-ストライクエリートシリーズのナーフと互換性がある。ただし同じN-ストライクという名称がついているが、メガと呼ばれる、銃身のボディカラーが赤で、ダーツのスポンジ部分が赤色でひと回り大きいものがあり、これはダーツそのものやマガジンの互換性はない。販売国の安全基準などの違いから米国内やヨーロッパなどで販売されるモデル(トリガーがオレンジ色のもの)と日本などで販売されるモデル(トリガーが灰色)とでは使用するバネやモーターの強さなどに差がある。日本国内モデルでは、最長飛距離は公称15メートルとなっていた。2018年3月31日をもってタカラトミーでの取り扱いが終了しハズブロでの取り扱いが開始された。それにより、米国内などで販売されるモデル(トリガーがオレンジ色のもの)と同じものが販売されるようになった。過去にはダートタグ(Tagger Micro Whistler Dart)、ソニックダーツ(Whistler Dart)、マイクロダーツ(Micro Dart)、ストリームダーツ(Streamline Dart)といったダーツがあり、ナーフのによって使用できるダーツが異なっていた。このうちストリームダーツはエリートダーツと大きさ的に互換性があるが、飛距離は落ちる。 エリートダーツでもナーフレベル(女子用)やモジュラス(白色)、ゾンビストライクのように別コンセプトとして展開しているものがあり、付属しているダーツの色は通常エリートダーツのものと異なるが規格上は同じものである。 また、ダーツではなくゴルフボールのようにディンプルの付いたスポンジボールを使用し、通常のNERFよりも高い初速で発射するスポーツシューティングトイ「ライヴァル(RIVAL)」シリーズも展開。こちらは基本的に赤および青の2色で、色によってチームを分け対戦することを念頭に置いている。 特殊なものでは軟質樹脂の鏃を持った矢を使うものもあるが、ごく少数に留まっている。 過去にはフリスビー状の円盤を発射する「ボルテックス(VOLTEX)」シリーズも存在した。ダーツよりも飛距離が長く、銃口が円形ではなく横長の長方形となる独特のデザインで「光線銃」的なイメージを売りにしていたが、ダーツほどに市民権を得ることができず販売を終了した。
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