ダン (聖書)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/13 23:58 UTC 版)
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ダン(Dan)は旧約聖書に登場する町の名前である。ヨルダン川上流にある、現在のテル・エル・カディ(アラビア語:تل القاضي、意味:「さばきの丘」)のことで、イスラエル名をテル・ダン(アルファベット表記:Tel Dan、ヘブライ語表記:תל דן 、意味:ダンの山)と言う。この丘はかつては政治的、宗教的に重要な町であった。
カナン定着時代に、ダン族にはその相続地として、ユダ族とベニヤミン族の領土の西方が割り当てられたが、エモリ人やペリシテ人の圧迫を受けたので、ダン部族は移住を決意して、北上してライシュ(レシェム)を占領して、その地をダンと改名し、ダン部族の首都とした。
ダンは旧約聖書で規定されるイスラエル北端の町であり、南端のベエル・シェバと組み合わせた「ダンからベエル・シェバに至るまで」は「イスラエル全土」を表す慣用表現である。歴代誌では、「ベエル・シェバからダンまで」となっている。
旧ライシュは、イスラエル人が来る前は、フェニキヤ人(シドン人)が居住する場所である。ダン部族の人々は移住の際に、エフライム族ミカの家から略奪してきた彫像を建立して、モーセの孫ヨナタンを祭司にした。この祭司はアッシリア捕囚期まで続いた。
北イスラエル王国の初代王ヤロブアム1世は、ダンとベテルに聖所を建設して、子牛の像を据えた。これは、イスラエルの信仰の堕落を招き預言者から非難を受けた。
北イスラエル王バシャの時代には、南王国ユダと同盟を結んだダマスコの王ベン・ハダデを攻撃した、この地は北方からの侵略者により度々蹂躙された。
参考文献
関連項目
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「ダン (聖書)」の例文・使い方・用例・文例
- そのサーカスの最大の呼び物はダンスをするクマだった
- ドラムをたたいてダンスの曲を打ち鳴らした
- 舞台でペアで踊っているダンサーに感動を受けた
- 社交ダンス
- 最後のダンスのお相手を願えますか
- このダンスはやったことがない
- ダンスパーティーに行く
- ダンスパーティーを開く
- バレエダンサー
- 彼はダンスパーティーに付き添うことを申し出た
- 彼女にはダンスパーティーに付き添ってくれる人がいなかった
- ダンスホール
- 私とダンスをしていただけますか
- 彼女のダンスの技術はプロの水準にある
- 彼らは2人ともダンスが大好きだった
- その照明器具は彼のモダンな部屋にとてもよく合っていた
- 稽古をさぼり続けていたらダンスを覚えられないよ
- 現代芸術,モダンアート
- それはほとんど完璧なダンスだった
- 彼らはみんなすばらしいダンサーだ.というよりは歌手かな
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