ダイソン‐きゅう〔‐キウ〕【ダイソン球】
ダイソン球
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/19 07:02 UTC 版)
ダイソン球(ダイソンきゅう、英: Dyson sphere)とは、恒星を卵の殻のように覆ってしまう仮説上の人工構造物。恒星の発生するエネルギーすべての利用を可能とする宇宙コロニーの究極の姿と言える。名前は高度に発展した宇宙空間の文明により実現していた可能性のあるものとしてアメリカの宇宙物理学者、フリーマン・ダイソンが提唱したことに由来する。ただし、ダイソンが考案していた元のアイデアでは恒星全てを覆ってしまうものではなかった。
- ^ “Search for Artificial Stellar Sources of Infrared Radiation”. Freeman J. Dyson1. Science. 2020年1月19日閲覧。
- ^ “ダイソン球の起源、そして誤解されたイメージ”. 100光年ダイアリー. 2020年1月19日閲覧。
- ^ “What is a Dyson sphere?”. earthsky. 2020年1月19日閲覧。
- ^ “Freeman J. Dyson: Life, Religion, Trade, Mathematics (3/5)”. YouTube. 2020年1月19日閲覧。
- ^ Freemann J. Dyson (1960). "Search for Artificial Stellar Sources of Infra-Red Radiation". Science 131: 1667–1668. DOI:10.1126/science.131.3414.1667.
- ^ 鳴沢真也 2003 第14回西はりま天文台シンポジウム「2m望遠鏡を使う」集録 p.65
- ^ “Dyson spheres”. 2023年1月26日閲覧。
- 1 ダイソン球とは
- 2 ダイソン球の概要
- 3 関連項目
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