ダイエー1号店の地
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/10 02:20 UTC 版)
日本で最初のスーパーマーケットと言われる[要出典]ダイエー(発祥は兵庫県)は、1957年に「主婦の店・ダイエー薬局」として商店街の東端、京阪電車の千林駅前で開店した。これがのちのダイエー千林駅前店(店番号0011)である。今日でいうドラッグストア業態を採っており、特に2軒隣りに開店した「ヒグチ薬局千林店」との安売り合戦はすさまじく、社長・中内㓛が泊り込みで直々に陣頭指揮を執っていた。1974年に閉店し、現在はオーエスドラッグの店舗となっている。現在も半径300m四方に幾軒もの薬局が連なり、往時の勢いを今に伝えている。 その後、1961年にはダイエー千林店が開店(店番号0015)。第1号店の千林駅前店とは別に、映画館「千林松竹」の建物を譲り受けて開店した。千林駅前店の開店当時はダイエーがこの映画館を借り切って、客を映画に招待したこともあった。ダイエー千林店は千林商店街ではなく、隣接する千三商店(アーケードは今市商店街を介して千林商店街と繋がっている)に面していた。 ダイエー千林店は、1984年にディスカウントストア業態のトポス千林店へ転換したが、建物の老朽化と営業不振のため、中内の逝去直後の2005年10月31日に閉店した。2009年に建物が解体撤去され、跡地には2010年1月に延田グループのパチンコ店「123千林店」がグランドオープンした。 「トポス (ディスカウントストア)」も参照
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