タンパク質の定量法
分光法による定量
紫外領域における吸光度の測定によってタンパク質を定量する。280nmにおける主な吸収はチロシンである。
タンパク質の吸光係数
ε280nm (M-1cm-1) = 5500NTyr+1490NTrp+125NCys
[protein] = A280nm x ε280nm M-1
NTyr,NTrp,NCys:各アミノ酸の数
比色法による定量
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タンパク質の定量法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/11 07:18 UTC 版)
栄養学ではタンパク質全体の量を測定することが重要であり、また生化学で特定のタンパク質を分離精製した際にも、それがどの程度の量であるかを求める必要がある。これらのために一般的なタンパク質の定量分析法が多数開発されている。 精度の高い方法としては、燃焼後に窒素量を測定するデュマ法、硫酸分解後にアンモニア量を測定するケルダール法などがある。 またより簡便な方法としては、紫外可視近赤外分光法、アミド結合(ペプチド結合)の検出を用いたビウレット法、それにフェノール性水酸基等の検出を組み合わせたローリー法、色素との結合を観測するブラッドフォード法などがある。
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