タンパク質の必要量と摂取基準
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 21:22 UTC 版)
「脂質異常症」の記事における「タンパク質の必要量と摂取基準」の解説
成人の日本人のタンパク質の推定平均必要量は、0.72 g/kg 体重/日であるとされている。これは、窒素出納実験により測定された良質タンパク質の窒素平衡維持量をもとに、それを日常食混合タンパク質の消化率で補正して推定平均必要量を算定している。 タンパク質の推定平均必要量 (g/kg 体重/日) = 0.65(窒素平衡維持量)(g/kg 体重/日) ÷ 0.90 (消化率) = 0.72 (g/kg 体重/日) 例えば体重70kgの成人の日本人ならタンパク質の必要量は、50 g/日となる。 2003年、世界保健機関 (WHO) と国連食糧農業機関 (FAO) は「食事、栄養と生活習慣病の予防」(Diet, Nutrition and the Prevention of Chronic Diseases) を報告している。 栄養摂取目標の範囲(抄) (5.1.3 表6)食物要素目標(総エネルギーに対する%)たんぱく質 10-15% 詳細は「食生活指針」を参照
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