センサラウンド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/06 13:24 UTC 版)
「大地震 (1974年の映画)」の記事における「センサラウンド」の解説
センサラウンド"Sensurround"とは、"Sense"(感覚)と"Surroud"(包囲)を合成した造語で、MCAとユニバーサル映画が共同開発した音響効果。サラウンドとは別。当時は通常4チャンネルだったサウンドトラックに、特殊効果音専用のコントロール・トラックを加え、専用スピーカーで低周波の音波を発生させて、観客が地震のような振動を体感できるというもので、実際に観客席そのものを振動させるわけではない。専用スピーカーは、約100kgのものを原則16個使用。その電力は、約2000Wにもなる。「大地震」以降では、『ミッドウェイ』(1976年)、『ジェット・ローラー・コースター』(1977年)、劇場版『宇宙空母ギャラクティカ』(1978年)で使用されたが、その後使われなくなった。テレビ放送やソフトでは、この効果を体感することはできない。2006年にシネラマ方式と合わせて本作のセンサラウンドが再現上映されている。
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