セイ精泉【ｾｲｾｲｾﾝ】（草花類）
| ※登録写真はありません | 登録番号 | 第4987号 |
| 登録年月日 | 1996年 3月 18日 | |
| 農林水産植物の種類 | きく | |
| 登録品種の名称及びその読み | セイ精泉 よみ：ｾｲｾｲｾﾝ | |
| 品種登録の有効期限 | 15 年 | |
| 育成者権の消滅日 | 1999年 3月 19日 | |
| 品種登録者の名称 | 有限会社精興園 | |
| 品種登録者の住所 | 広島県芦品郡新市町大字金丸７８９番地 | |
| 登録品種の育成をした者の氏名 | 山手義彦 | |
| 登録品種の植物体の特性の概要 | ||
| この品種は，出願者所有の育成系統に６月咲き白色系の混合花粉を授粉し，選抜，育成されたものであり，花は一輪仕立ての黄白色で切花向きのやや大輪花である。 草型は直立性，草性は高性，主たる仕立は一輪仕立て，開花時の草丈はやや高である。茎の太さは6.0～7.9mm，色は紫褐，強さは強，縦じわは中，稲妻型屈曲は無，節間長は20～29mmである。葉身長及び葉幅は50～74mm，基部の形は平，先端部分の形は尖，葉裂片縁部の重なりは重なる，厚さは中，たく葉の有無は部分的にある，分布状態は混在，形は深裂しない，大きさはやや小である。つぼみの形は平，花の大きさは110～149mm，舌状花の重ねは５列以上で露心しない，舌状花数は200～399である。管状花数は10～49，分布は集中，全長は5.0～5.9mmである。花弁の形は舟底弁，先端の形は丸い，外花弁の反り方は平，花弁の長さは50～69mm，幅は10.0～14.9mm，外花弁の表面及び裏面の色は黄白（JHS カラーチャート2901），舌状花表面の色の分布状態は均一，外花弁の角度は平である。花たくの形は盛上ったドーム状，総ほう部から花頂部までの高さは30～39mm，花首の長さは20～29mm，季咲きの開花期は夏で，育成地（広島県芦品郡新市町）における自然開花期は６月である。 「精林」と比較して，茎の色が紫褐であること，たく葉の形が深裂しないこと，外花弁の反り方が平であること，外花弁の表面の色が黄白であること等で区別性が認められる。 | ||
| 登録品種の育成の経過の概要 | ||
| この品種は，出願者の農場（広島県芦品郡新市町）において，平成元年，出願者所有の育成系統に６月咲き白色系の混合花粉を授粉して得られた実生から選抜したものであり，以後，増殖を行いながら特性調査を継続し，３年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 なお，出願時の名称は「精泉」であった。 | ||
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