スポーツとしての銃剣
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 08:12 UTC 版)
「銃剣術」、「銃剣道」、および「自衛隊格闘術」も参照 日本では、大日本帝国陸軍の銃剣術を元に、太平洋戦争後に武道としてスポーツ競技化した銃剣道(じゅうけんどう)があり、全日本銃剣道連盟が統括している。剣道で使用されるそれに似た防具と、肩と呼ばれる心臓部(左肩から胸部分を守る)防具をつけた者同士が、蒲英(たんぽ。ゴム製のクッション)を先端に付けた木銃を用いて、一対一で突き、当てる競技である。現在の自衛隊の銃剣訓練には、この銃剣道と、戦後に制定された自衛隊銃剣格闘が併用されている。後者は棒術に近く、銃剣道の様な銃剣による刺突攻撃だけでなく、斬撃(槍のように振り下ろして斬りつける)や小銃の銃床を利用した殴打(叩く)の他、弾倉による打撃攻撃が一般的に加わった物を指す。 また、銃剣そのものを振るって斬り・刺し合う短剣道という競技もあり、銃剣道と一体の武道として全日本銃剣道連盟が統括している。
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