スポーツとの関わり合い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/24 06:46 UTC 版)
「マーク・キューバン」の記事における「スポーツとの関わり合い」の解説
2000年1月14日に自身が熱烈なファンであった NBA のバスケットボールチーム、ダラス・マーベリックスを2億8500万ドルで買い取り、同チームのオーナーに就任した。 キューバンは豊富な資金力を活かしチームの補強を矢継ぎ早に行い、特に選手への待遇に最善を尽くした。結果チームは活力を取り戻し、低迷していたダラス・マーベリックスを復活させることに成功した。キューバンがチームを買い取るまでの20年間マーベリックスの勝率は40%でプレーオフの成績も21勝32敗であったが、チームを買い取った後の6シーズンのレギュラーシーズンの勝率は69%となり全てプレーオフに進出し、プレーオフでも39勝40敗の成績を残した。2006年にはチーム初のNBAファイナル出場も果たしたが、マイアミ・ヒートに敗れて優勝はならなかった。 これまでのNBAオーナーといえばスカイボックスからゲームを観戦するのが通例であったが、彼はチームジャージを着てファンと共にコートサイドで観戦している。ロードゲームを観戦するために自家用機であるガルフストリーム・エアロスペース社のガルフストリーム Vを利用して移動することもある。 レフェリーに抗議することもしばしばで、2006年までに少なくとも13回、165万ドル以上の罰金をNBAから課せられている。 2005-2006年シーズンにマーベリックスに所属していたマイケル・フィンリーがサンアントニオ・スパーズの選手としてダラスと対戦した際にブーイングキャンペーンを始めた。 2005年にはNHLのピッツバーグ・ペンギンズを買い取ることも計画し、ピッツバーグ・ポスト=ガゼットの報道によると2006年にダン・マリーノと共にペンギンズを購入しようとしているグループの一員に加わったことが明らかになった。 彼はまたMLBのピッツバーグ・パイレーツやシカゴ・カブスの購入にも興味を示している。 総合格闘技への興味も公言、2007年にHDNet Fightsを創設したほか、各種大会のスポンサーにもなった。HDNetでは日本の総合格闘技大会「DREAM」「戦極」も放送した。 2009年12月7日にはアメリカのプロレス団体・WWEの看板番組ロウにゲスト出演。番組ホストを勤めた。ちなみにキューバンは2003年のSurvivor Seriesにゲストで登場した際、エリック・ビショフと口論になり、ビショフを突き飛ばすも、後ろから来たランディ・オートンにRKOされた事もある。
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