スペースシャトル計画とは? わかりやすく解説

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スペースシャトル計画

スペースシャトルは、NASA開発した再使用輸送機です。最大7人のクルーペイロード搭載したスペースシャトルは、米国フロリダ州NASAケネディ宇宙センターからロケットのように打ち上げられ、同センター悪天候場合代替着陸地は、カリフォルニア州エドワーズ空軍基地内のドライデン飛行研究センターDFRC)、ニューメキシコ州ホワイトサンズ試験施設)に着陸します1981年4月12日、「コロンビア号」がスペースシャトルとして初め飛行成功しましたSTS-1)。2007年3月まで117回のフライトが行われています。


全長は56.1m、オービタ翼幅は23.8m。大きく3つの構成要素からなります。まず宇宙飛行士搭乗し再使用可能なオービタ」、オービタのメインエンジンのための燃料搭載し打ち上げから8.5分後に切り離される外部燃料タンク」、そして外部燃料タンク両脇二本あり、打ち上げ後二分間のほとんどの推力を担う「固体ロケットブースタ」の3つです。
スペースシャトル無重力環境利用した宇宙実験や、ハッブル宇宙望遠鏡修理軌道上からの衛星打ち上げ国際宇宙ステーション建設、などのミッション行ってきました日本人宇宙飛行士も5人が8回搭乗してます。
当初スペースシャトル機体繰り返し利用することによって、打ち上げ費用削減できることを目的としていたものの、1986年1月チャレンジャー事故2003年2月コロンビア号事故宇宙飛行士の命が失われ事故原因究明安全対策時間がかかり、打ち上げコスト増大しました。
現在は、「アトランティス」「エンデバー」「ディスカバリー」の3機で、主に国際宇宙ステーション物資補給ミッション使われていますが、2010年引退することになってます。



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