スクトゥム(Scutum)詳細は「en:Scutum (shield)」を参照盾。ラテン語で盾全体を指す。狭義にはローマ軍の重装歩兵が使用した盾を指し、「四角形の大盾」が想起される場合が多いが時代によっては楕円形であった。盾には兵士の所属を示す文様が描かれており、軍団や駐屯地毎に違いが存在する。またこれらの盾を密集させて部隊全体を敵の弓矢や投石から守る「テストゥド(Testudo、亀)」と呼ばれる陣形が知られている。パルマ(Parma)詳細は「en:Parma (shield)」を参照小盾。円形もしくは楕円形の小さな盾で、中心部分は鉄製でそれ以外は木製で作られている。元は共和政初期から中期のケントゥリオ制(自弁装備による市民兵制度)において、スクトゥムを用意できない貧しい階級の兵士(ヴェテッリス)が持ち寄った小盾に由来する。ローマ軍が職業軍人制に移行すると軍から装備が提供されるようになり、正規軍では殆どの兵士がスクトゥムを使用できるようになった。ケトラトゥス(Cetratus)
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「ローマ軍の装備一覧」の記事における「スクトゥム(Scutum)詳細は「en:Scutum (shield)」を参照盾。ラテン語で盾全体を指す。狭義にはローマ軍の重装歩兵が使用した盾を指し、「四角形の大盾」が想起される場合が多いが時代によっては楕円形であった。盾には兵士の所属を示す文様が描かれており、軍団や駐屯地毎に違いが存在する。またこれらの盾を密集させて部隊全体を敵の弓矢や投石から守る「テストゥド(Testudo、亀)」と呼ばれる陣形が知られている。パルマ(Parma)詳細は「en:Parma (shield)」を参照小盾。円形もしくは楕円形の小さな盾で、中心部分は鉄製でそれ以外は木製で作られている。元は共和政初期から中期のケントゥリオ制(自弁装備による市民兵制度)において、スクトゥムを用意できない貧しい階級の兵士(ヴェテッリス)が持ち寄った小盾に由来する。ローマ軍が職業軍人制に移行すると軍から装備が提供されるようになり、正規軍では殆どの兵士がスクトゥムを使用できるようになった。ケトラトゥス(Cetratus)」の解説
騎兵用の盾。騎兵部隊がアウクシリアの役割となった共和政後期からは主に補助軍で使用された。騎兵が持ち易いように細長い形状にされている。
※この「スクトゥム(Scutum)詳細は「en:Scutum (shield)」を参照盾。ラテン語で盾全体を指す。狭義にはローマ軍の重装歩兵が使用した盾を指し、「四角形の大盾」が想起される場合が多いが時代によっては楕円形であった。盾には兵士の所属を示す文様が描かれており、軍団や駐屯地毎に違いが存在する。またこれらの盾を密集させて部隊全体を敵の弓矢や投石から守る「テストゥド(Testudo、亀)」と呼ばれる陣形が知られている。パルマ(Parma)詳細は「en:Parma (shield)」を参照小盾。円形もしくは楕円形の小さな盾で、中心部分は鉄製でそれ以外は木製で作られている。元は共和政初期から中期のケントゥリオ制(自弁装備による市民兵制度)において、スクトゥムを用意できない貧しい階級の兵士(ヴェテッリス)が持ち寄った小盾に由来する。ローマ軍が職業軍人制に移行すると軍から装備が提供されるようになり、正規軍では殆どの兵士がスクトゥムを使用できるようになった。ケトラトゥス(Cetratus)」の解説は、「ローマ軍の装備一覧」の解説の一部です。
「スクトゥム(Scutum)詳細は「en:Scutum (shield)」を参照盾。ラテン語で盾全体を指す。狭義にはローマ軍の重装歩兵が使用した盾を指し、「四角形の大盾」が想起される場合が多いが時代によっては楕円形であった。盾には兵士の所属を示す文様が描かれており、軍団や駐屯地毎に違いが存在する。またこれらの盾を密集させて部隊全体を敵の弓矢や投石から守る「テストゥド(Testudo、亀)」と呼ばれる陣形が知られている。パルマ(Parma)詳細は「en:Parma (shield)」を参照小盾。円形もしくは楕円形の小さな盾で、中心部分は鉄製でそれ以外は木製で作られている。元は共和政初期から中期のケントゥリオ制(自弁装備による市民兵制度)において、スクトゥムを用意できない貧しい階級の兵士(ヴェテッリス)が持ち寄った小盾に由来する。ローマ軍が職業軍人制に移行すると軍から装備が提供されるようになり、正規軍では殆どの兵士がスクトゥムを使用できるようになった。ケトラトゥス(Cetratus)」を含む「ローマ軍の装備一覧」の記事については、「ローマ軍の装備一覧」の概要を参照ください。
- スクトゥム詳細は「en:Scutum 」を参照盾。ラテン語で盾全体を指す。狭義にはローマ軍の重装歩兵が使用した盾を指し、「四角形の大盾」が想起される場合が多いが時代によっては楕円形であった。盾には兵士の所属を示す文様が描かれており、軍団や駐屯地毎に違いが存在する。またこれらの盾を密集させて部隊全体を敵の弓矢や投石から守る「テストゥド」と呼ばれる陣形が知られている。パルマ詳細は「en:Parma 」を参照小盾。円形もしくは楕円形の小さな盾で、中心部分は鉄製でそれ以外は木製で作られている。元は共和政初期から中期のケントゥリオ制において、スクトゥムを用意できない貧しい階級の兵士が持ち寄った小盾に由来する。ローマ軍が職業軍人制に移行すると軍から装備が提供されるようになり、正規軍では殆どの兵士がスクトゥムを使用できるようになった。ケトラトゥスのページへのリンク