ジョン・グリア孤児院
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/06 01:15 UTC 版)
「私のあしながおじさん」の記事における「ジョン・グリア孤児院」の解説
キャサリン・リペット院長 声 - 藤田淑子 ジョン・グリア孤児院の院長。小公女セーラでいうミンチン的立場の人。躾に大変厳しく口うるさいため孤児達には嫌われていたが、心の底では孤児達を深く愛していた。特に日常的にミスを連発するジュディに手を焼いており何か騒動を起こすたびに雷を落としている。しかし、高校進学の選考に選ばれて孤児院を出るジュディとの別れの際には涙を見せた。ジュディが女学院在学中に職を退く。ジュディは事あるごとに反省文を書かされていた。なにか院長がらみだとあるとひと騒動あるため陰口で台風や嵐、熱帯低気圧などと呼ばれていた。 サディ 声 - 山田栄子 ジョン・グリア孤児院でジュディと共に育つ。小公女のラビニア的立場だった多少意地悪い子。根は素直で優しいのだが、切れやすくなにかと怒りっぽい。相手がジュディであろうと誰であろうと胸ぐらを掴んで相手を面と向かって怒り飛ばすなどやや性格がキツい面もある。それは間違えたことや曲がったことが嫌いな性格の表れである。ハイスクールへの進学を希望していたが、ジュディが選考されたため孤児院に残ることになった。そのことでジュディを恨んでいたが、和解してはじめは受け取らなかったプレゼントも笑顔で「ありがとう」の言葉を述べて笑顔でジュディを皆とともに送り出した。後にアトランタの紡績工場に就職することになりジュディと再会する。最終回では、ジュディの結婚式に出席した。 トミー 声 - 菊池英博 ジョン・グリア孤児院でジュディと共に育つ。ジュディのジョン・グリア孤児院退院と同じ日に、中年の農場主夫婦に引き取られる。引き取り先はトラックを所有している。 エミリー 声 - 渕崎ゆり子 ジョン・グリア孤児院でジュディと共に育つ。ジュディよりも7歳ぐらい年下の少女で、彼女からはよく可愛がられた。いわゆる泣き虫。小公女でいうロッティの立場の子で、一話でも親に会いたい一心と里親に引き取られていく子供がうらやましいあまり大泣きして人形を壊したりしてしまう。普段はおとなしい。サディ曰はく、後にカリフォルニアのお金持ちの家にもらわれた模様。最終回でのジュディの結婚式の場面では、成長したと思しき姿が登場している。 エステル 声 - 片岡富枝 ジョン・グリア孤児院で孤児達の世話をしている色黒でふくよかな女性。ジュディのことをいつも気にかけており、高校進学の選考会でジュディが選ばれた際には「私は絶対ジュディが選ばれると信じてたんだよ」と、大変喜んでいた。
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