ジョセフ・トムソン (探検家)
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ジョセフ・トムソン(Joseph Thomson、1858年2月14日 – 1895年8月2日)は、アフリカ分割において重要な役割を果たした、スコットランドの地質学者、探検家。トムソンガゼルや、ニャフルルのトムソンの滝は、彼にちなんで命名されたものである。科学者というよりも、探検家として卓越した存在であり、ポーター同士の争いごとや、現地の先住民との衝突を避け、先住民を殺したり、配下の従者を暴力沙汰で失うようなことはしなかった[1]。「穏やかに進む者は、安全に進み、安全に進む者は、遠くまで進む (He who goes gently, goes safely; he who goes safely, goes far.)」という言葉は、トムソンのモットーとして引用されることがよくある。
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- ^ Through Maasailand: In the Footsteps of Africa's Greatest Explorer
- ^ Moloney, Joseph Augustus (1893). With Captain Stairs to Katanga. London: Sampson Low, Marston & Company (ISBN 0955393655).
- ^ "Thomson's Gazelle". Merriam-Webster. Retrieved 24 April 2016.
- ^ a b c Smith E. A. (1880). "Diagnoses of new shells from Lake Tanganyika and East Africa". Annals and Magazine of Natural History (5)6: 425-430.
- ^ a b Verdcourt B. (1983). "Collectors in East Africa – 6. Joseph Thomson 1858–1895". The Conchologists' Newsletter 84: 67–70.
- 1 ジョセフ・トムソン (探検家)とは
- 2 ジョセフ・トムソン (探検家)の概要
- 3 イギリス南アフリカ会社
- 4 主な著書
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