ジャーマン・コンサーティーナ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 09:16 UTC 版)
「コンサーティーナ」の記事における「ジャーマン・コンサーティーナ」の解説
ダイアトニック式。1834年にドイツのケムニッツ市のカール・フリードリヒ・ウーリヒ(英語版)(Carl Friedrich Uhlig 1789–1874)が開発した四角いコンサーティーナで、バンドネオンやアングロ・コンサーティーナの原型となった(バンドネオンの欧米での俗称「タンゴ・コンサーティーナ」が示すとおり、バンドネオンもまた、広義のコンサーティーナの一種である)。ボタン鍵盤の並べ方は、1820年代末に発明された初期のダイアトニック・アコーディオンや、ハーモニカと同様の「リヒター配列」を採用している。初期のタイプは、左右の筐体のそれぞれにボタン鍵が5個づつ、計10個しかなかった。後に、半音のボタンを追加したり、ボタン数とサイズを増大して音域を拡張した改良型のジャーマン・コンサーティーナが、いろいろと開発された。
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