ジャックフィシーク【ジャックフィシーク】(観賞樹)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第5778号 |
登録年月日 | 1997年 10月 9日 | |
農林水産植物の種類 | ばら | |
登録品種の名称及びその読み | ジャックフィシーク よみ:ジャックフィシーク |
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品種登録の有効期限 | 18 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 京成バラ園芸株式会社 | |
品種登録者の住所 | 東京都墨田区押上1丁目12番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | キースW.ザリー | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「Fiddler's Gold」に「Sequoia Gold」を交配して育成されたものであり,花房の形は2~5輪咲,花は淡橙黄色で弁先が淡黄ピンク色の半剣弁,整形咲,微香の小輪となる花壇向きの品種である。 樹形及び株立は普通,樹高は矮性である。開花枝の太さは細,新しょうの色は淡緑,開花後の枝の色は濃緑である。とげの曲性はまっすぐ,形は上下部えぐれ形,長さはやや短,基部の幅は狭,色は青銅,数は幹の部分,花枝の基部及び中央部は多,花首はほとんど無である。小葉の枚数は7枚,本葉の長さは短,幅は狭である。展開直後の若葉の色は淡緑,光沢は半光沢,成熟葉の色は濃緑,光沢は半光沢,葉肉の厚さ及び硬さは普通である。花房の形は2~5輪咲,蕾の形はつぼ形である。花形は整形咲,花の大きさは小輪,高さは低,花弁表側及び裏側の色は弁先が淡黄ピンク(JHS カラーチャート1301),弁央から弁底が淡橙黄(同2202)である。花弁の光沢は普通,花色の移行性は難,褪色は易,花弁の形は半剣弁,花弁一枚の形は狭楕円形先端尖形,花弁の厚さ及び硬さは普通,数は30~34枚である。花の香りは微香,開花時期は普通である。 「メイポナール(サニーメイアンディナ)」と比較して,とげの曲性がまっすぐであること,花弁表側の色が弁先は淡黄ピンクで弁央から弁底が淡橙黄であること,花色の褪色が易であること,花弁数が少ないこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,育成者の温室(アメリカ合衆国)において,1987年に「Fiddler's Gold」に「Sequoia Gold」を交配し,その実生の中から選抜を行い,更にこれを増殖して試作し,諸特性が安定していることを確認して1990年に育成を完了したものである。 |
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