シーズン途中によるドライバーの変更など
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/03 05:21 UTC 版)
「2021年の世界ラリー選手権」の記事における「シーズン途中によるドライバーの変更など」の解説
第2戦に出走したオリバー・ソルベルグのコドライバーは当初はアーロン・ジョンストンであったが、ジョンストンの新型コロナウイルス陽性に伴い、代役としてセバスチャン・マーシャルを起用した。 ガス・グリーンスミスは第3戦よりコドライバーをエリオット・エドモンドソンからクリス・パターソンへと変更した。 第4戦にWRC2に出走予定であったアンドレアス・ミケルセン、オーレ=クリスチャン・ヴェイビー、ゲオルグ・リンナマエのコドライバーのウォロディミル・コルシアは新型コロナウイルス陽性に伴い出走を取り止めた。ヴェイビーはその後、第4戦期間中に新型コロナウイルスに関するFIAの規定違反を犯したため、6ヵ月の参戦禁止処分を受けた。コルシアも同様の処分を受けている。 オリバー・ソルベルグは第5戦に2Cコンペティションから出走予定であったが、父・ペター・ソルベルグが新型コロナウイルス陽性判定を受けたことや、前述のヴェイビーの感染によりヒュンダイWRC2母体チームの「レッドグレーレーシング」関係者全員がポルトガルから2週間移動できない状態となったことも重なり、出走を取り止めた。 第7戦で勝田貴元のコドライバーのダニエル・バリットが負傷。バリットに代わり第8戦はキートン・ウィリアムスが出場する。 アンドレアス・ミケルセンは第7戦をもってオラ・フルエネとのコンビを解消。後任は第2戦までグリーンスミスのコドライバーを勤めたエリオット・エドモンドソン。 ダニ・ソルドは今季よりコドライバーを勤めていたボルハ・ロザーダとのコンビを第6戦をもって解消、後任はカンディド・カレーラ。 ヒュンダイは第9戦よりWRC2にてヒュンダイ・i20N Rally2を投入。オリバー・ソルベルグとヤリ・フッツネンがデビュードライバーを勤める。 テーム・スニネンは第8戦終了後、Mスポーツ・フォードを離脱。第10戦フィンランドではモヴィスポーツよりWRC2に参戦し、第11戦ではヒュンダイよりWRC2に参戦する。 アドリアン・フルモーは第9戦終了後にコドライバーのルノー・ジャムールとのコンビを解消、後任はアレクサンドル・コリア。 エサペッカ・ラッピは第10戦ラリー・フィンランドにてトヨタ・ヤリスWRCにてプライベーターとして参戦。 オリバー・ソルベルグは第11戦にて2Cコンペティションから参戦する。また第9戦終了後にコドライバーのアーロン・ジョンストンとのコンビを解消した。後任はクレイグ・ドリュー。 勝田貴元は第9戦の直前にダニエル・バリットの代役参戦のコドライバーであるキートン・ウィリアムズが家庭の事情で帰国したため、出走を取り止めた。第10戦フィンランドも勝田はウィリアムズと組む予定であったが、直前に解消。後任はオリバー・ソルベルグと組んでいたアーロン・ジョンストン。 ピエール=ルイ・ルーベは第11戦直前に事故で骨折。今シーズン復帰は絶望となった。11戦出走予定であったルーベに代わり、ニル・ソランスが急遽2Cコンペティションから参戦する。 オィット・タナックは最終戦を家庭の事情で欠場。代役はテーム・スニネン。 オリバー・ソルベルグは最終戦のコドライバーを変更、エリオット・エドモンドソンを起用する。 グリーンスミスのコドライバーのクリス・パターソンが第11戦をもって引退した影響で最終戦はヨナス・アンダーソンが参戦する。
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