シーズン途中のドライバー起用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/06 09:39 UTC 版)
「2019年の世界ラリー選手権」の記事における「シーズン途中のドライバー起用」の解説
トヨタは第2戦にてマーカス・グロンホルムが4台目のヤリスWRCで出走、チーム名はグロンホルムがチーム運営をしている「GRX」となる。また、ヤリスWRCの開発目的で第8戦に2017年シーズンのレギュラードライバーのユホ・ハンニネンを起用。同様に、トヨタ若手育成プログラムの勝田貴元を第10戦と13戦にヤリスWRCで出走する。ハンニネンと勝田のチームは「トミ・マキネン・レーシング」。 ヒュンダイは、フル参戦の予定であったアンドレアス・ミケルセンが不振のため第4戦を出走を取り消し、シーズン6戦のみの起用予定のローブとシーズン8戦のみの起用予定のソルドを同時起用した。また、ミケルセンは第6戦、第7戦、第13戦も出場しない。この影響もあり、ヒュンダイは第9戦にクレイグ・ブリーンを起用、コ・ドライバーは昨年までミークのコ・ドライバーを勤めていたポール・ネイグルを起用する。最終戦のオーストラリアはミケルセンが参戦と発表されたが、直前にブリーンに変更となった。カーナンバーも直前の変更であったため従来の42ではなく18となった。 Mスポーツ・フォードは第8戦よりスニネンのコ・ドライバーをミッコ・ヒルボネンのコ・ドライバーを務めたヤルモ・レーティネンに変更した。昨年までヒュンダイに在籍していたヘイデン・パッドンを第9戦にて起用すると発表。コ・ドライバーは2017年までパッドンのコ・ドライバーを勤めていたジョン・ケナード。しかし、ラリーフィンランド開催3日前のテストで横転。マシンが修復不可能となり、出走を取り消しとなった。第14戦に出走する。エバンスは7月に開催されたラリー・エストニアにて負傷、第9戦から第11戦まで出場を見合わせた。第9戦はグリーンスミスがエバンスのカーナンバーを背負い出走、翌戦のドイツも出場した。第11戦はティデマンドを起用、ティデマンドは第12戦にも出場している。 シトロエンは第14戦にて3台目のC3WRCを出走させ、マッズ・オストベルグをエントリーリストに表記していたものの、第13戦終了時点でオジェの年間チャンピオンの可能性が残っていた場合のみの条件参戦であった。第13戦にタナックの年間チャンピオンが決定したため、オストベルグの出走は取り消された。また、シーズン中はエリック・カミリをテストドライバーに起用している。
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