シュロッターベッツの生徒
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 23:37 UTC 版)
「トーマの心臓」の記事における「シュロッターベッツの生徒」の解説
ユリスモール・バイハン / ユーリ シュロッターベッツ高等部1年。14歳。品行方正で成績優秀。皆から「委員長」と呼ばれ、信頼されているが、ある事件以来心を閉ざしている。トーマのことを愛していたが、自分には資格がないと思い手ひどくふってしまう。南欧系の外貌を持っているため自宅では祖母に疎まれ、自分に向けられる差別に対抗して優等生であろうとしている。 トーマ・ヴェルナー シュロッターベッツ中等科4年。13歳。「フロイライン(お嬢さん)」と呼ばれ、誰からも愛される生徒だったが、ユーリを救うために自殺する。 エーリク・フリューリンク シュロッターベッツ高等部1年。14歳。「ル・ベベ(フランス語で赤ちゃん)」と呼ばれるほど自由奔放で世間知らずだが勘のいいところもある。母親とずっと2人暮らしだったためマザーコンプレックスだった。トーマが死んだ直後にシュロッターベッツに編入したが、トーマとうりふたつであったので校内で大きな話題を呼ぶ。 オスカー・ライザー シュロッターベッツ高等部1年。15歳。シュロッターベッツに預けられる前は父親と旅をしていたため、1年遅れて編入している。不良っぽいが兄貴肌。ミュラー校長が実の父であり、そのことが原因で父親が母親を殺害し、その父親も既に死んでいることを察している。ユーリとともに舎監室に住み、ユーリを見守っている。 サイフリート・ガスト 前年にシュロッターベッツ高等部を放校された不良生徒。素行が悪いが頭の切れる悪魔的な魅力を持っていた。己の主義の実証のためにユーリの心身に深い傷を負わせる。八角メガネが特徴。 アンテ・ローエ シュロッターベッツ中等科4年。13歳。オスカーのことが好きで、オスカーからユーリを引き離そうと、トーマとどちらがユーリを落とせるか賭けを提案した。 レドヴィ シュロッターベッツ中等科4年。13歳。盗癖がある。トーマがユーリにあてた詩を見つけていた。 ヘルベルト、アロイス シュロッターベッツ高等部1年。14歳。ユーリとは常に対立しているが、ユーリを信頼している。 リーベ、アーダム シュロッターベッツ高等部1年。14歳。ユリスモール親衛隊。 ホセ シュロッターベッツ高等部3年。16歳。暴力的な性格。時計を盗まれたことからレドヴィにしつこく付きまとう。 バッカス、シャール、ヘニング シュロッターベッツ高等部の最上級生。毎週土曜日の午後に「ヤコブ館のお茶会」を主催している。トーマはこのお茶会の常連だった。
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