シミュレーション言語
【英】:simulation language
シミュレーション専用のコンピュータ言語のこと. シミュレーション言語にはシミュレーションで使用する「共通の部品」が提供されているため, CやFORTRAN等の汎用言語でプログラムを組む場合にくらべて, モデルの作成や分析の手間を大幅に省くことが可能となる. 「共通の部品」はシミュレーションの型(離散型, 連続型等)によって異なるために, 型に応じて言語の内部メカニズムが異なる.GPSSやSLAMは離散型シミュレーションの代表的言語である.
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シミュレーション言語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/08 03:58 UTC 版)
「AnyLogic」の記事における「シミュレーション言語」の解説
AnyLogicシミュレーション言語は下記アイテムで構成されている:: ストック&フローチャート (Stock & Flow Diagrams ) はシステムダイナミックスモデリングに使用される。 ステートチャート(Statecharts)は、エージェントの振る舞いを定義するために、主にエージェントベースモデリングで使用される。さらに、それらは、例えば、機械故障をシミュレートするためにディスクリートイベントモデリングでもしばしば使用される。 アクションチャート (Action charts ) はアルゴリズムを定義するために使用される。それらはディスクリートイベントモデリングで使用されることもある。例えば、電話のルーティングや、あるいはエージェントベースモデリングでは、エージェントの判定ロジック等である。 プロセスのフローチャート (Process flowcharts ) はディスクリートイベントモデリングにプロセスを定義するために使用される基礎的な構造である。このフローチャートを見て、なぜディスクリートイベントスタイルがしばしばプロセス中心 (Process Centric) と呼ばれるか分かるかもしれない。言語はさらに次のものを含んでいる: 低レベルモデル構造(変数、方程式、パラメーター、イベント等)、プレゼンテーションシェープ(直線、polylines、楕円形等)、分析機能(データセット、ヒストグラム、プロット)、接続ツール、各種イメージ、エクスペリメンツ・フレームワーク他。
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