サーモクロミズムとは? わかりやすく解説

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サーモクロミズム【thermochromism】

読み方:さーもくろみずむ

ある種物質加熱または冷却すると、色が可逆的に変化する現象また、この性質をもつ物質サーモクロミック物質材料)という。このような有機化合物中には圧力によって色が変わるピエゾクロミズムや、光によって色が変わるフォトクロミズム同時に示すものが多い。


サーモクロミズム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/28 00:43 UTC 版)

サーモクロミズム(英: thermochromism)は、温度の変化によって物質のが変化する現象を指す。特に可逆な変化をするものを指す場合が多い。クロミズムの一種である。ムードリング英語版(色が変化するアクセサリー)はこの現象の好例であるが、他にも多くの応用がある。公的証明書の偽造防止用に使用される場合、示温加工と呼ばれることがある[1]


  1. ^ 偽造防止用紙が変わります。八王子市、2008年10月25日閲覧。
  2. ^ 寺井智之, 掛下知行「ペロブスカイト型マンガン酸化物における電荷整列相転移」『まてりあ』第46巻第5号、日本金属学会、2007年5月、327-334頁、doi:10.2320/materia.46.327ISSN 13402625NAID 10020089542 
  3. ^ 太刀川純孝「宇宙機のふく射制御の最前線 (特集 宇宙機の熱制御フロンティア)」(PDF)『伝熱』第57巻第238号、日本伝熱学会、2018年1月、15-22,巻頭1p、ISSN 1344-8692NAID 40021460262 
  4. ^ 富岡泰秀「ペロブスカイト型Mn酸化物におけるスピン電荷軌道整列と磁場効果 (強相関伝導系の物理 若手秋の学校(1997年11月21日-24日))」『物性研究』第70巻第2号、物性研究刊行会、1998年5月、297-307頁、ISSN 05252997NAID 110006408988 


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サーモクロミズム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/21 13:57 UTC 版)

クロミズム」の記事における「サーモクロミズム」の解説

サーモクロミズム (thermochromism) は温度によって引き起こされるクロミズムで、最も一般的である。この現象利用して、「気温上がる自動的に日光通さなくするガラス」などが開発されている。

※この「サーモクロミズム」の解説は、「クロミズム」の解説の一部です。
「サーモクロミズム」を含む「クロミズム」の記事については、「クロミズム」の概要を参照ください。

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