サーモグラフィ試験 (英: IRT、infrared ray testing)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 05:48 UTC 版)
「非破壊検査」の記事における「サーモグラフィ試験 (英: IRT、infrared ray testing)」の解説
IRTは赤外線カメラ(サーモグラフィ)を使って、機器・設備・建築物などの表面温度分布の画像を得る、非破壊・非接触型の検査診断手法のことである。医療分野に止まらず、欧米では電気設備・建築建造物の診断などを対象に広く普及が進んでいる。対象物に触れずに異常の有無を手軽・正確に検査診断できるので、打診法などの直接的なビル建物検査診断では診断者や通行人に危険が及ぶようなケースや、設備の操業を止めたくないフルタイム稼働工場の盤診断などに効果的。目の届かない内壁を複雑に迂回する漏水調査にも効果を発揮する。
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